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未来医療2

以前、トンデモ医療として、個人に焦点をあてかいたが、


今回は病院という大きな括りで考えた時、人工知能(AI)やテクノロジーはどんな変化を病院に及ぼすだろうか。これまでの内容を踏まえ未来を想像してみるとする。



未来では国民のデータ一は政府一元管理される。

医療であるなら患者自身の過去病歴・処方に留まらず、ウエラブル 「マイコンシェルジュ」から収集された日々の食事・睡眠、心拍数、思考状況、波動状況。

さらに両親や先祖の病歴や薬までもが登録される。このビックデータから分析され、体調不良に対して診断が下されることとなる。ちなみにウエラブル機能「マイコンシェルジュ」はここから3年~5年ぐらいの期間はリストバンド。そして10年以降は体内埋め込み式となってくるだろう。

「マイコンシェルジュ」のよい点は体調管理に限らず、感情起伏に関してもサポートする。「病は気から」という諺があるように「気持ちの持ち方」・「切り替え方」次第で、人間は病を防げることができる。

よって、マイコンシェルジュはイライラして怒っているときや悲しみや罪悪感にさいなまれているとき、気持ちを切り替えるための方法を提案してくれる。


例えば深く呼吸をするよう促したり、また身近にある香り、色、音楽などを活用した精神安定の方法を提案してくれる。かなり細かいところまで見守ってくれるため、よっぽど病状が悪化しない限り病院へ行くことはない。

またGAFAのデータ管理と医療融合により、蓄積されたデータで病状診断が可能となる。それゆえ、医療費も今以上に安くなるだろう。


また万一、手当をうけるため病院にいくようなことがあったならばまずお目にかかるのは、病院の顔である総合窓口はヒューマノイドロボット「CRUZR」がお出迎えしてくれる。病院にいって必ず書かせられる紙の質問表は記入する必要はない。その理由は病院予約の際にスマホに入力したものが、病院診察でも適応されるからである。

次に治療中の会話は全て記録され、治療方法も人工知能(AI)が複数提示してくれるので、患者自身が望む最適な方法が施される。治療内容については患者自身がプライベートでも、パソコン、スマホから簡単に取り出すことが可能となっており、少しでも患者の家族から疑問視する声がでれば、パソコンやスマホに語りかけると、家族に向けて説明を行ってくれる。


入院となればデータ管理から、患者個人にカスタマイズされた病室を作り出すことも可能である。基本の身体情報はウエラブルから得ているからだ。

そのうえで精密検査はある場所に立つだけで体全体をスキャンすることが可能であり、体の内部の臓器の状況に加えて、オーラ、波動、チャクラ、脳内での思考までを一瞬で読み取る。


現代医療のように、不具合がでた部位のみを診察し判断することから、人間全部を診察し、その症状は何から発生しているのか根本を探ることで治癒を目指す。


そのため病棟においては、データ管理に基づいて温度調節から、好きな音楽や好きなリネンなど、患者に合わせた個別対応を行なう。

心理面のケアでは色彩や香りの活用を行う。例えばカーテンのカラーやリネンやパジャマに色彩心理を活用する。精神的に落ち込んでいる状況であるなら薄いイエロー、手術後の方ならバイオレットを取り入れていく。赤は心拍数を高める色なため心臓に病がある患者には注意が必要である。また香りの精神を整え症状を緩和させる力を活用し、柑橘系のアロマで心を明るくさせることや花粉症や鼻炎ならティートリーやユーカリーで和らげるといったことが施される。


病院内での食事や薬の提供、診察への誘導はこれまでの看護師の業務ではなく、全てロボットが行うようになる。

これまで単一化された医療施設は、個々にあった対応となり、また、患部を診ることから患者自身の全体を診ることに赴きがおかれる。

そう、私は思っている。




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