sato

映像撮影してます。会社員撮影部。いろいろ思ったことを主観的に考えて書いてます。

sato

映像撮影してます。会社員撮影部。いろいろ思ったことを主観的に考えて書いてます。

最近の記事

エモってなに

あなたが考えるエモとはなんですか? 僕の中でエモを表現するなら 記憶 記憶の中を思い出している時に頭に浮かんでくる曖昧な世界 それがエモと呼ばれる表現になるのではないでしょうか? 思い出した景色は像もあってないし、ピントもあってないかもしれない。 一瞬が脳裏に焼き付いているのでスローモーションかもしれない ”詳細は思い出せないけど、とても良い記憶” これがエモの正体ではないのだろうか なんだったら公衆電話とか、写ルンですの写真とか、過去に流行ったものを思い出すことも

    • フィルムらしさってなんでしょう?デジタルで再現する方法を考える

      フィルムっぽい、とはなんだろう?あなたが思うフィルムらしさとはなんですか? ノイズ感?ざらざら感?偶発的なエモーショナル?壊れたレンズフレア? 映像業界に勤めているとフィルム信仰の様なものがかなり強い。フィルムで撮るということが一つのステータスにもなっている。 僕はそんなこと思ってない。なぜならばフィルムというアナログな物質は、デジタルという技術を使えば原理的に再現できるのでは無いのだろうか?と思っているからだ。 とはいえ深く考えたこともあまりないので、いつもフィルム

      • フランジバックという枷と新時代。なぜオールドレンズはワイド側が暗いのか

        いつもオールドレンズを購入するときに疑問に思っていたことがある なぜ現行のレンズに比べ50mm以下のレンズはF2.8ベースと暗いのだろうか。ということ 前回でのこの記事でも触れた様に昨今はとにかく開放値が明るく、というのが大前提となっており私がレンズを選ぶときに気にしている項目の一つである もちろん深度を浅くしたいというのもあるが、ナイター撮影などで明るいということはアドバンテージであり F2.8とF1.4のレンズがあったら同一絞りで撮影した場合も、レンズの限界を使って

        • Pergear 35mm F1.2は魔法か

          ミラーレスというものが一般化してきて、短いフランジバックを使い過去のレンズが簡単に使える様になり、オールドレンズブームが起きた。 そしてレンズが簡単綺麗、AF追従性、手振れ補正などと機械化して高額になっていく反面、逆に全てマニュアルと割り切った低価格レンズが中国やインドネシアから発売され出した。 そんな中華レンズと言われる商品の中で 今回紹介するのは中国のメーカーPergearの35mmF1.2だまずこのレンズを選択した理由は 解放F値が1.2であること フルタイムマニュ

        エモってなに

        • フィルムらしさってなんでしょう?デジタルで再現する方法を考える

        • フランジバックという枷と新時代。なぜオールドレンズはワイド側が暗いのか

        • Pergear 35mm F1.2は魔法か

          レンズを選ぶということと、AF時代の弊害

          レンズ選択は映像表現に直結した大きな要素である 年代を超えて数多のレンズが購入できる昨今、簡単きれいに撮影することができることの対極に映像表現としてのレンズ選択がある、と思っている 人々がオールドレンズを引っ張り出して使ったり、予算のない中なんとかシネレンズをレンタルしてくるのには、完成した作品に撮影者の意図が大きく反映されるからである。 オールドレンズや写ルンですが流行った背景には、何も考えなくてもきれいに取れてしまうコンデジやiphoneが増えていくなかで、 扱いが

          レンズを選ぶということと、AF時代の弊害

          撮影が楽しい人です。

          はじめまして 佐藤です。 私は東京のとある機材会社と提携?してる撮影部として現在の日本の映画やCM、MV、ドラマのカメラマンや助手として働いています。そこそこ大きな作品しかやってないので、僕のこと知っている人はおはようございます。 知らない人ははじめまして そんな僕ですが、表現を具現化したり芝居を現実にしたり、撮影という行為が好きすぎて、休みの日にわざわざモデルさんを捕まえて撮影したり、新機材のニュースやヤフオクを見る毎日です。 昨今の日本の機材まとめやレンズレビュ

          撮影が楽しい人です。