作品は売れる方がいいのか?

(この話ってもっと業界にどっぷりの人はもっと詳しい観点で話す事ができると思うんですが…
今勉強中という感じで温かい目で見て頂けると助かります。)

アーティストにとって作品を売るかどうかというのは、一番簡単な理由で言うと、「お金が必要だから」というのは大きいはず。

多くの作家や学生にとって一番の目下の目標というのは、「作品の収益のみで生計を立てられる」です。
ご飯食べられる、家賃払えてバイトしなくてよくて、そして画材も買えて、なんならアトリエを借りれる。
これが出来るかどうかの部分は一つのボーダーラインになっているはずです。

極端な話、月30万円分売れたらOKなのかな。


ですがこの話はこの
お金は大切よね
っていう話以外の部分。純粋なアートマーケットとアーティストとしての価値づけなどの話。


もしあなたが
10億円持っていたら

生涯年収5億円みたいなことを言われるので、適当に10億円としましょう。
貴方が今生涯心配する必要がないほどのお金を持っていたとして、
もう一度聞きます。

貴方の作品は売れた方がいいですか?

自分の作品が例えば10万円、30万円くらいだとして、10億円持ってたらそんな端金を稼ぎにはいかないと思います。その上でさっきの質問を考えてみましょう。

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