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【日本総人口42万人減少!】人手不足が顕著に

こんにちは。

日本経済新聞2月4日の朝刊に「総人口、最多の42万人減」という記事がありました。今回は、このテーマで自分の考えを述べていきたいと思います。

⒈ 新聞のまとめ

まず、新聞の内容をまとめてみます。

 新型コロナウイルス禍で日本の人口が減少しています。総務省がまとめた2020年の減少数は概算で42万人と過去最多の記録となりました(2019年の32マン9千人を上回り)。

 少子高齢化による自然減少を補っていた外国人の入国が7月までの前年同期比率で6割も減少している。

 2021年始めの外国人を合わせた日本の総人口は概算で1億2557万人であり、1年間で42万人減少して、12年間連続のマイナスとなり減少幅も最大となるのは2年連続となっています。

 総人口は減っていますが、宿泊業・飲食業以外は人手不足に陥っています。

 ワクチンの普及などで感染が終息すれば、入国者も増加すると見られますが、中国の賃金が増加する中で、今まで通り日本に入国者が増えるかどうかという点で疑問点が残ります。

 ここまでは、新聞に記載されていた内容をまとめたものです。

2.私の感想

 この人口減少を機に、機械化が進めばいいのですがそれも現状難しいのではないかなと思います。

 機械化が進めば、この人手不足も解決すると思われますが、単純に機械を導入するのに莫大な資金が必要となります。

 大手企業は、今まで溜め込んだ社内留保を使い、機械を購入する設備投資をすることは容易いと思われがちですが、多くの企業が予想営業利益や予想売上高を訂正し下方修正を加えています。

 キャッシュフローを補う点で内部留保を簡単に設備投資に当てるとは考えにくいと思います。

 そして、中小企業は大手企業よりもさらに厳しい。顧客、国民全員が浪費をしないようになっている世の中で、今までよりも客数が減り単純利益が減少しており、給与を払えるかどうかが難しい。

 このような社会全体的に利益が出しづらくなっているため、設備投資をすると数年数十年先を見て、投資回収できる時点を見誤るとさらに厳しい経営になってしまいます。この中で、機械化を進めることは非常に難しいのではないのかなと思います。

 日本の人手不足という課題は、いつ解決できるのでしょうか?私の予想では、コロナがある程度終息して、落ち着いた後の5年くらい先ではないのかなと思います。

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