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Clubhouseでの朗読どうぞ

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Clubhouseでの朗読にどうぞの今井雅子作品を発掘しやすいようにまとめました「『膝枕』と派生作品」「さすらい駅わすれもの室」「クリスマスの贈りもの」マガジンもどうぞ。他のエッ… もっと読む
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記事一覧

虹を描くお仕事─ノアさんのおくりもの

幼い頃の娘が、ある日言った。 「ママにあうまえ、おそらにいたの」 言葉を話し始めた頃にそ…

印度象の印象度

印度象の印象度日本語は面白い。 「象印」をひっくり返すと、「印象」。さらに、「印度象」を…

海と母と女

2010年2月12日公開の映画『バレンタインデー』のパンフレット(劇場用プログラム)に寄せた「…

薔薇園の妖怪

薔薇園の妖怪だったのと彼女は言った。 赤い薔薇だけを集めた庭を歩きながら。 薔薇園の妖怪…

「ち」に飢えるさみしさ─ドラキュラと赤いチョコレート

noteに眠ったままの100本を超える下書きのタイトルを見返した。 書きたいこと、書くべきこと…

藤本が脚本に見えて─流しのMCフジモト「脚本家をヨイショする」の巻

お知らせ。 ✔︎「流しのMCフジモト」シリーズTapNovel版公開 ✔︎9/15(木)22時よりclubhous…

棘をお守りに変えて─「きみを待つピアノ」

「きみを待つピアノ」音声上演脚本を公開します。作品の成り立ち、上演許諾については後に記します。 今井雅子作「きみを待つピアノ」登場人物私奏(かなで)おっちゃん青年女の子祖母 宮崎行きの飛行機、機内。シートベルト着用のサイン音がプンッと鳴る。 CAアナウンス「皆様、当機は宮崎ブーゲンビリア空港到着に向けて着陸態勢に入ります。テーブルと座席の背もたれを元の位置にお戻しになり、シートベルトをご着用ください」 シートベルトを着用する音が機内に響く。 奏「ベルトがうわんうわん

音に色が宿るとき─「ギターがピアノに恋をした」

イラストと音つきで物語を楽しめるTapNovelという場で作品を発表するようになって5週間目。毎…

あて書きを誘う声─「流しのMCフジモト 両手にキャバ嬢の巻」

お知らせ。 ✔︎「流しのMCフジモト」シリーズTapNovel版公開 ✔︎9/15(木)22時よりclubhous…

収録は踊る─流しのMCフジモト「政治に巻き込まれる」の巻

お知らせ。 ✔︎「流しのMCフジモト」シリーズTapNovel版公開 ✔︎9/15(木)22時よりclubhous…

消えた文字に想いを馳せて─「北浜東1丁目 看板の読めないBAR」

実在するBARにあて書き音声SNSのclubhouseで親しくなったナレーターの下間都代子さんが毎週月…

どっちつかず同士が出会って─「イジラとクルカ」

2本公開して108本になった後に2本増え、現在110本が控えているnoteの下書き。タイトル一覧に目…

シラフじゃ言えないから─「酔ったフリして好きって言わせて」

声優の大原さやかさんの朗読ラジオ「月の音色」が10周年。10歳の誕生日記念にで「酔ったフリし…

膝蹴りから開いた花─耳ビジ1周年と「たゆたう花」

Clubhouseで平日のほぼ毎朝開かれている「耳で読むビジネス書(愛称「耳ビジ」)」ルームが2022年4月1日に1周年を迎える(当日朝8時からお祝いルームを開催。replayあり)と聞いて、「あれからもう1年経ったのか!」と驚いた。 「1年早かった!」と同時に、「なんと濃い1年だったのか!」という驚き。 「耳ビジ」を立ち上げ、引っ張ってきたナレーターの下間都代子さんと出会って以来、Clubhouseを拠点に世界がどんどん広がっている。 「これが欲しいんです」と伝えられ