くすぶり
少し前に昔付き合っていた人のことを文章に書いた。開けたくなかった箱を無理やり開けた感じになってしまい、うまくフタが閉まらなくなったみたいで、なんだかまだくすぶっているような気がする。
置き去りにした感情をどう処理すればいいのか戸惑う。過去は過ぎたことだけれど、もちろん今にも繋がっていて、どちらかというと無意識に自分が繋げてしまっている、というのが正しいのかもしれない。
スッパリ切り捨ててしまいたいはずなのに、まだ捨てきれないのは私の癖のようなもんなんだと思う。
モヤモヤする。忘れられないくせにはっきりと思い出すこともできない中途半端。
どうしたものか。
やっぱりまた書くしかないのか。ただ書くというのとはきっと違う。
たぶんしんどいかもしれない。でも今年のうちにやり切りたい。そんな気持ちになっている私がいる。
やっぱり書くのが好きなのかもしれない。
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