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ロックダウンを2回くらったダメージから社会復帰のための「書く」習慣

気が付けば、noteの投稿をしなくなって2年以上。マレーシアでの完全なリタイアメント生活が5年目を迎えました。

私は2019年7月にマレーシアへ移住して、その次の年の3月にコロナによるロックダウン(活動制限令で国境をまたぐ移動が禁止)により、2020年~2022年までの約3年間は日本へ自由に帰れない状況になりました。

2023年からは活動制限が解除されて、マレーシアもすっかり自由に。今でもコロナはインフルエンザ並みに流行ったりしていますけど、それを気にする人はあまりいない状況になっています。

日本でもマレーシアでも
私のまわりは

一気に活動的になって、ビュンビュン旅したり趣味を楽しんだりして人生を謳歌する人や、美魔女になったり取締役になったり独立したり向上心高く自己実現する人がわらわらわら。。。

反対に

生きるためにすること以外は
特に意欲がなく
ご飯食べたりジム行ったり猫と遊んだりして日が暮れる毎日を過ごしている私です。

マレーシアでは夜ご飯を外で食べないし、月150RM(約5000円)で通い放題のジムへ行くぐらいしか趣味がないし、光熱費はガス水道電気合わせて月50RM(約1600円)ぐらいだし、ガソリン代は産油国だからリッター2.5RM(約80円)ぐらい。

円安(2020年より為替は約15~20%円が安い)とインフレ(資源国なので東南アジアの中では緩やかですが、食料品は約1.5~2倍に上昇)があっても、日本よりはまだ生活費は安い印象。自分が幸せに感じる生活費がミニマムで計れるから、無理にお金を稼ぐ選択がないです。

バブル世代のせいか40代前半までは、身の丈自体を底上げするのに全生命エネルギーを注げたけど、今は、節約しすぎて苦しくならない程度に心地よく生きられるなら、時間や人間関係が自由な方を選ぶようになりました。

理想が高すぎてプライドを捨てきれない、
だから自分を卑下しながらお尻をペンペン叩くというプレイもなくなって
あーぐーたらで漫画ばっか読んでる自分って、うふふ、なんてダメで幸せなんだーと、全肯定できるようになったし。

振り返れば、
知人ひとりもいないマレーシアへ
女ひとりで移住しようと決めたのは
自分を愛するためだけだったのかも。

私にとってマレーシアが良かったのは
のんびりゆったりした土地柄と人柄で
自分の肯定感が自然に上がったこと。

頑張らなくても
何もしなくて楽しくても喜んでも
私は大丈夫、もう誰もそんな私を叱らない
陰で噂する声もここまでは聞こえない

に尽きます。

私は、自分で思うよりも
見栄っ張りで負けず嫌いで
損したりバカにされたり
怒られたりするのが苦痛なんだと
マレーシアへ来ることで気づき
そこから心の自由を取り戻すためだけに
ロックダウンくらっても
人生かけた仕事を辞めても
ひとりでここに居続けたのだと感じます。

でも、もし日本に居たら、
人目を気にして、自分の気持ちに反した見栄とプライドを重視する生き方を続けていたかも(環境って影響力大きい。。)

ひさびさに愛媛へ帰って「東南アジアで落ちぶれて終わってる人」として私が噂されている話も耳にしましたが、
腹が立ったり悲しくなったりではなく
あることないこと言って噂し合うパラレルとは、違う場所へ来られたような開放感がありました。

何かをやろうとしてやる行為から遠ざかり
心と体が無理なく動くことをやってきた5年間でしたが
外の影響から身を守るように引きこもった生活から
変容した私の本当の声を響かせたいとも思っているこの頃。

その表現方法として「書く」ことは
私が続けられたので
他者とのつながりをnoteから再スタートしてみます。

しかし

「書く」のは筋トレと同じで、続けているとどんどん無理やムダがなくなってくるけれど、長年サボると最初はしんどい。

今も、私は何を言いたいのか、書くほどにわからなくなってきたし。。

この筋力を取り戻しながら

海外移住のこととか、猫の介護のこととか、女ひとりで生きることとか、どなたかの参考になれるよう、ゆっくり伝えられたらいいな、と、マレーシアで住んでいるコンドミニアムの部屋から外を眺めつつ書いています。

ありがとう。

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