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【シュシセンジョウ】 20240428

先日、入院したときのこと。

病室に案内され、看護師さんの入院生活上の注意の中で、「こまめにシュシセンジョウをお願いします」。
え?
「シュシセンジョウ」って何?
取捨選択?
なわけないか。

少しして「手指洗浄」であることが分かりました。
何故、こういう言葉を使うのでしょう。
ふだんの医療行為の中で使う専門言葉なのでしょう。

しかし、それを素人である患者に使うのは…
いつも使っているから思わず出てしまった?
それとも、自分は専門職である、患者より一段上であると言いたかった?

医療行為の中には1秒を争うこともあるでしょう。
そういうときにはこのような言葉を使うことが求められるのでしょう。
しかし、入院の説明はそうではない。
むしろ、1秒でも長く時間をかけて、分かりやすい説明をすべきでしょう。

全ての仕事には「お客様」がいます。

その「お客様」への思いやりがあるかどうか、ということだと思います。