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ビジネスで集客したいなら、安い女にならないで。

2019年1月18日(金)

どんなに素敵な箱があって、どんなに素敵なプログラムがあって、どんなに素敵な人がそこにいたとしても、知ってもらえなければ意味がない。

興味を持っていただいて、そして実際に足を運んでいただいて、やっぱり良かった!いや、想像以上だった!やみつきになっちゃう!と思ってもらえないと、次に進まない。

イベントを企画して集客する時には、その告知文は十分に練った方が良い。

メールマガジンは送らないより送った方が良いし、遅いより早い方が良い。

だけど、まさに「Gabage in, Gabage out.」で、無意味なデータを入れても無意味な結果しか出てこない。せっせとメール送信したのに、反応が無かったとしたら、次にまた別の内容で送り直しても期待はしにくい。

告知メールでやりがちなのは、メッセージ全体が「来て!来て!来て!」と超プッシュ型になってしまうこと。

✔︎ こんなイベントやります!
✔︎ 特別に無料です!
✔︎ 期間限定です!
✔︎ 返信ください!

これでは単なる安い女だ。

✔︎ いつもお世話になってます
✔︎ おかげさまでこんなふうになりました
✔︎ 感謝の気持ちを込めてイベントを企画しましたよ
✔︎ 簡単なフォームに入力するだけ
✔︎ お友達と一緒にぜひいらしてね

これなら読む気も起きるし、おかげさまでどんな風になっているのか、たまには様子を見にでも行こうか、となるわけです。

読み手にどんな感情を抱いて欲しいのか、安い女になって「あなた、私のこと好きって言ったわよね?結婚してくれるのよね?」と首根っこ掴んで言っているようなメールより、「あら、お仲間に入りたいなら、どうぞ。」私、そんなに安くなくてよっていうくらいの惹きこまれ感があっても良い。

✔︎ おもしろそう
✔︎ ここには何かありそう
✔︎ 行かなきゃ損かも
✔︎ 見てみたい

そんなふうに思ってもらえたら、勝ちだと思う。

気持ちが焦っている担当者さんと、フィードバックに困ってちゃんと読んでもいないマーケティングの本をパラパラめくり始めたビジネスリーダーが横目に気になったので、その場で簡単に添削とアドバイスをさせていただきました。

良い文章が書けると、反応はすぐあります。
メールであれば、送信直後の申込数が跳ね上がります。

そうでない文章には、人は反応しません。
特に、担当者さんの気持ちだけが乗った承認欲求まる出しの文章は相手の気持ちを盛り下げます。

せっかくの素敵なサービスなら、きちんと素敵な文章に乗せて、大切なお客様に届けてあげて欲しいなって思います。

サポートは更なる自己投資に活用させていただきます。人のこころやからだに関して見識を深めて、皆さまにお返しさせていただきます。サポートありがとうございます。