だんごむし

西日本は梅雨が明けて真夏日が増えてきた。

それの影響か、蜘蛛やだんごむしが家の周りを彷徨きはじめ、こんなことに夏の再来を感じるようになってしまった自分の老いを感じてしまう。ただ、前日の朝に見ただんごむしが翌朝にはひっくり返って干からびている姿を見て、死を身近に感じるほどには老いていないことを実感する。

そんな自身の老いに抗うかのように、脳の中では海外在住時にだんごむしを見たことが無かったことを考えていた。

英語ではなんと呼ばれているのだろうか。

ふと気になって調べてみると、Google翻訳では「Rubber」と出た。ゴム感はなさそうだが、、と思ったが、どうやら間違いらしい。

色々な呼び方があるようで、「Pillbug」「Woodlouse」などが主流のようだ。

更に深掘りしていくと、どうやらだんごむしは虫(昆虫)ではないらしい。甲殻類の一種で、あの有名なダイオウグソクムシの仲間のようだ。しかも、日本原産ではなくヨーロッパ原産というから、本当に人も甲殻類も見た目で判断してはいけないな。

そんな風に、夏の始まりと老いを感じさせてくれるだんごむしに刹那的に感謝した1日の話。

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