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人を惹きつける芝居

先日、小学校のステージ発表会に行ってきました。今回で2回目となる発表会でしたが、娘は「恥ずかしいから、動画と写真撮影とかしなくていいから」と言っていたので、座る席がステージから遠いこともあり(他の父兄は早くから並んでいい席確保してます)持っていきませんでした。

娘の役は出番も少なく、すぐ終わると妻から聞いていたので、遠くからステージを注視していました。
小学校2年生の芝居なので、ほのぼのとした雰囲気で淡々と進んでいきます。(だいたい棒読み)

筋書き)
主人公が仲間と楽しく暮らしていましたが、突然の天変地異によって離ればなれになり、様々な出会いを経て仲間と再会する、そんなお話。

はぐれた主人公に手助けする登場人物は、登場と去るときにダンスを踊り、歌を歌いながら主人公に話しかけます。

その中で会場が盛り上がっていたのが、うちの娘の出番のときでした。

いやいや、お父さん。そんな親バカなnoteはいらないから、と思った読者の方々、私も最初は色眼鏡で見ていただけだからと思っていました。
しかしながら、他の学年の発表会を追ってみたときに、主役以上に良い演技をして会場を沸かせたり、感動を与えたりする脇役の子供が何人か見たのです。

娘も含め、この子供たちはどうして会場の心を短時間でつかむことができたのだろう。私なりの見解を述べていきます。

1.役になりきる

脇役の出番は短くセリフ自体は覚える量が少ない傾向にあります。その中で役と向き合い自分なりに演じた子供が、一瞬であっても輝いて見えたのかもしれません。

2.全力で演じている

演じている子供たち全員が一生懸命、役を演じているとは思います。しかし、本番で緊張し、セリフがつまづいてしまう子供もいます。それはそれで可愛らしいのですが、どちらかと言うと会場からは心配や応援の心情になってしまう空気が漂います。
その中で、短いなりにもセリフに心を乗せてキメ顔で言い放ち、振り付けバッチリの子供を見ると、会場の父兄はその舞台の世界に入っていきやすいのだろうと思います。

小2の娘の成長に驚くとともに、ビデオカメラを置いてきたダメな父親(自分)を呪いました。(その分、記憶からは消さないように誓いましたが)
さらに、追い打ちをかける娘からの「なんで撮ってないの?あとで自分の姿見ようと思ったのに・・・」

申し訳ありませんでした。。(じゃあ撮らなくていいとか言うなよ!と心の中では毒づく)

来年は準備万端でステージ発表会に臨みたいと思います!

ここまで読んでくださった方々、長文にお付き合いいただきありがとうございます。不定期で、今後も自分や家族に起こった出来事を綴っていきたいと思っています。

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