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パイロット カスタム愛(万年筆)

はじめに

パイロットの万年筆が好きです。
コクーンに始まり、デッドストックのセレモを経て、カスタムに行きつきました。
そんな私のパイロット カスタム愛を語ろうと思います。

写真:パイロット カスタム

現在、持っているパイロット万年筆

・コクーン3本(F1本、M2本)
・セレモ(F)
・カスタム74(FM)
・カスタムヘリテイジ91(M)
・カスタムレガンス(F)
それぞれの購入記は以下からご覧いただけます。

パイロットってどんなメーカー?

パイロットの歴史は、1916年に創業者の並木氏が初の純国産14金の万年筆を開発したところから始まります。
創業は、1918年なので今年で創業105年。
蒔絵万年筆で有名な「ダンヒル・ナミキ万年筆(1930年)」、大橋巨泉のはっぱふみふみで有名な「エリートS(1968年)」、画期的な「キャップレス(1963年)」、そして、ペン先では、「フォルカン(1930年)」や「エラボー(1978年)」など独創的な製品を生み出しています。
パイロットの何よりの特徴は、全ての工程を自社内で行なっているということです。
特にペンポイントを製造しているメーカーは世界的にみてもとても少なく、国産メーカーでは、パイロットが唯一です。

写真:カスタム レガンス

カスタムシリーズの歴史

カスタムシリーズは、使う人それぞれの「書く」に応えるため、スタイルやデザインにも個性を取り入れ、個々人にぴったりなペンを目指し開発されました。
今では、形、色、ペン種、吸入方式などの種類が豊富な、パイロットにおいて主力モデルとなっています。

初代カスタム(CUSTOM Kシリーズ)が登場したのは1971年のこと。
1992年には、カスタム74が登場します。
パイロットのカスタムシリーズの数字は、周年を表していますので、カスタム74は創業74年目に発売されたモデルとなります。
カスタムヘリテイジ91は、若い世代に向けて2009年に登場した比較的新しいモデルです。

写真:カスタム823

様々なカスタム

ペン先をカスタム
カスタムは、モデルによって沢山の種類のペン先(字幅)が用意されており、その数16種類!
一般的なペン種
EF(極細字)、F(細字)、FM(中細字)、M(中字)、B(太字)、BB(極太字)
ソフト調のペン種
SF(ソフト細字)、SFM(ソフト中細字)、SM(ソフト中字)
特殊なペン種
S(シグネチャー)、PO(ポスティング)、FA(フォルカン)、WA(ウェーバリー)、SU(スタブ)、C(コース)、MS(ミュージック)

さらに、素材は14金、18金、ロジウムメッキがあります。
ペン先の大きさもモデルによって5号、10号、15号などあります。

軸をカスタム
パイロットの万年筆は、シックな軸の印象が強いかもしれませんが、中にはオレンジ色、マーブル模様や透明軸、漆塗りに蒔絵などなど遊び心を忘れていません。

吸入方式をカスタム
パイロットのカスタムは、ほとんどがコンバーターが利用できる両用式ですが、種類は少ないですが軸に直接インクを吸入できるモデルがあります。
カスタムヘリテイジ92は、スケルトンボディに本格的な回転吸入機構を備えています。
カスタム823は、プランジャー式吸入式機構と言う珍しい吸入方式を採用しており、半透明の軸でインクを吸入する様を見られるようになっています。

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