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「殺しの双曲線」(西村京太郎)

あらすじ
雪の降る山奥の山荘に集まった男女6人。皆、差出人不明の招待状が届いていた。
連絡手段、交通手段が断絶した山荘で、次々起こる殺人事件。
一方、東京では双子による強盗事件が起きていた。
2つの事件に関連はあるのか。

感想
西村氏の初期の作品で、発表は1971年。
本格ミステリです。
冒頭で、トリックが明かされます。
これは、イギリスの作家ノックスが発表した推理小説のルールに従うものです。
これにより、公平性が保たれるわけです。
また、アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」に挑戦した作品ということで、必ず先にそちらを読んでください。(ネタバレがあるため)
テンポよく、読みやすい文体と構成でした。

ご覧いただきありがとうございました。
素敵な本に出会えますように。

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