見出し画像

敬語は上下でなく内外1


組織内の礼儀とは、上下でなく内外を意識するということ、と前回述べました。
礼儀は敬語と不可分であるので、今回は、敬語について述べます。
何よりも先に、最重要事項を述べておきます。

敬語で最重要なのは内外。上下は二の次。

これが最重要事項であり、かつ、基礎基本です。
以下、具体的に述べていきます。

申されます?

絶対に認めていないミス

私が敬語で絶対に認めていないミスから、述べていきます。
「そう申されますと」
これだけは絶対に認めていません。

穏やかに「それ間違いですよ。」と何度かは指摘するのですが、改善が見られない場合は、能力、いや、そいつの人生を疑います。
屁理屈を言うやつや正当化しようとするやつは、殆どが人災です。

人様に言って良いことと悪いことがある。
「申す」は謙譲語です。
私は申し上げる。人様は仰る。
人様が仰ることに「そう申されますと」と言ってしまうのは論外なんです。
「そう仰いますと」が正しい。

上下と内外

下の者が言うんだから良いんだ、とほざく人災がいたことがあります。

二度とふざけるな。
上だろうが下だろうが、関係ねえんだ。
自分と人様というのが内側と外側。
人様が仰ることに謙譲語をつけるのはミスでしかなく、正当化なんて論外だろうが。

長いこと人生を生きて、その程度の人間か。
誰も教えてくれなかったのか。
誰かが教えてくれたもんを秒で忘れたのか。
誰も言い出せない雰囲気をつくったのか。
よくそこまで腐り果てることが出来たな。

心優しいこの私さえ、ここまで激怒させるのは、敬意の基礎基本を欠くからです。

内側から外側に敬意を向けるのが基礎基本。
最小単位である自他でそれをわかろうとしないというのは論外です。
知らずに間違えても構わないけれど、知ってから正当化するのは、絶対に論外。
自他は常に基礎基本であり続けるからです。

そんな老害如きが、上下がどうたらこうたらだの礼儀がどうたらこうたらだのと、取り繕ってみたところで、ごちゃごちゃ寝言をほざくな、でしかないのです。

誰も教えてくれんのか

特に、「仰る」と「申し上げる」は、周囲の人が気づくはずなんです。
「御賢察賜る」や「拝察いたします」と違って、一般的に広く用いられている語彙ですから。
誰も教えてくれんのか、と思います。

厳密に言うなら義務教育で習います。
けど、忘れてしまうこともあるでしょう。
ただ、周囲の人間全員忘れるなんてありますか。

ちょっとした指摘さえもできないような雰囲気をつくったのか、つくり続けてきたのか、とさえ、老害には言わざるを得ないのです。

敬語や敬意の基礎基本なんてものは上下を問わず指摘して良いもののはずです。
なので私は、指摘しても改善されないようなら、そいつの人生を疑うのです。

次回も続きにします。

この記事が参加している募集

今こんな気分

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?