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地銀の話2

前回に引き続き地銀の話を述べていきます。
今回は、啓発イベントではなく、実務イベントの話を述べていこうと思います。

前回の地銀とは別の地銀の話です。
小中の同級生の勤務先(信用組合)とも別です。

地銀イベントの話3

地銀は、委託事業費のイベントに絡むことが多いので、思うところが多いです。
啓発イベントに限った話ではありません。
実務イベントにおいてもそうなのです。
基本の「き」から変だったので、特に気になった部分を中心に述べていきます。

会場選定

まず、会場の選定がおかしいです。

これは市の場合には生じにくい問題なのですが、県の場合は、悪平等主義と御都合主義が同時並行で為されます。

どの市町村で行うのか、また、その市町村のどこで行うか、の両側面で、悪平等主義と御都合主義が考慮されてしまうからです。

県内事業者は、北端から南端まで、様々います。
どの市町村で開催すれば良いと思われますか。

場合による。とにかく場合による。
そう言いたいだけの老害が、もし読んでいたら、もう二度と読まないでください。

ケースバイケースと言えば聞こえは良いですが、成功率が高くなるのは、県庁所在地、もしくは、人口集積地です。

過疎地の事業者に失礼かどうか、気にする必要は一切ありません。
車社会の過疎地から、来れない事業者なんてまずいないです。
移動時間で参加断念する可能性もなくはないですが、オンライン併設で十分です。

実際の会場はどうだったか。
複数箇所が選定され、開催されました。
県庁所在地、人口集積地、そして過疎地。

ここで何故か、過疎地を滑り込ませてくるのが、地銀の悪平等主義です。
そして過疎地の会場は、大規模イベントの跡地という御都合主義。
無駄に不便で、無駄に豪華な、苛つく会場です。

会場運営

会場運営も地銀には瑕疵が多く、基本の「き」を欠いていました。
全三回、その全ての回で、基調講演、自己紹介、グループワーク。

基調講演の段階から、グループ別に座席指定して座らせておいたら良くないですか。
基調講演では、バラバラに座らせておいて、基調講演が終わってからグループ名簿発表して、机と椅子を動かして、って無駄が多くないですか。

自己紹介なんて初回だけで良くないですか。
事務局の自己紹介が長くないですか。
実務者に自己紹介を何度も繰り返させる意味とは何ですか。

ホンマにわからん

これね、事務局の不慣れによるものですよ。
ただね、五年以上連続して受託していたら、もうそろそろ慣れてくるものですよ。

事務局の運営によって、第一回参加者から次々と抜けていって、第三回は小規模開催でした。
近所の事業者が仰っていたのは「もういいかな」ですよ。
私も全く同感であります。

グループワーク

グループワークもね、改めて自己紹介する必要がありますか。
事業者が手の内を見せるかどうかは、その場での判断ですよ。
実務イベントなのに実務に繋がらないと思わせるのは、事務局の瑕疵ですよ。
コーディネートしないコーディネーターに実務者ができることって、それは愛想笑いですよ。

既存商品の延長線という形で、形式上はまとまりましたけど、我々実務者が前のめりになるようなコーディネートは無かったんですかね。

閉会後

終わったら終わったで、もうね。
受託事業者としてでなく、メインバンクとして、と二枚目の舌に切り替えて、大規模事業者だけと飯食いに行ってね。
公的なプラットフォームとして自覚があるなら、二枚舌丸出しはダメでしょう。
そんなもん別日にいつでも出来るものです。
税金が注ぎ込まれている以上、老舗も零細も起業もフラットなふりぐらいしたらどうなんですか。

地銀はどうあるべきか

シンクしないシンクタンク。
コーディネートしないコーディネーター。
ファシリテーションしないファシリテーター。

ファームだけの話じゃない。
ファーム上がりのハイエナだけの話じゃない。
大学附属センターだけの話じゃない。
天下りセンターだけの話じゃない。
NPO法人だけの話じゃない。

金融機関の総研、そうなっていませんか。

基調講演が余りにも長く、自己紹介は何度も繰り返しあり、ほぼ大半が、聞け聞け聞けの時間。

聞く一方がそんなに必要ですか。
必要なのは、事業者間の相互作用です。
そこから実務に繋げるのが実務イベントです。

受託したからには、公的機関なんですよ。
公的性格をもっと意識してください。

そう言いたいです。
※もう直接言っています。

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