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#002|フロッグが掲げるMVV(Mission/Vision/Value)と、現在の自分の達成度

前回のnoteにて、私がフロッグに魅力を感じて入社を決意した理由について紹介させていただきましたが、入社して体現したMVV(Mission、Vision、Value)に関して、本日は掘り下げて紹介させていただきたいと思います。




MVV(Mission/Vision/Value)とは?

MVVは、「経営の神様」と呼ばれたピーター・ファーディナンド・ドラッガー氏が提唱した企業が経営方針を対外的に発信するためのフレームワークとして、多くの企業にて活用されております。

企業によっては「経営理念」「行動憲章」などの名称だったりもしますが、本質は一緒であり、会社が在るべき・向かうべき方向性を示す指針となっており、多くの企業でこちらのMVVが導入されております。


フロッグのMVVにおける定義付け

最上位で紹介されるミッション(Mission)は、企業の使命であり、フロッグでは「存在意義」と置いております。
何のためにこの会社は存在するのか、ということですね。

続くビジョン(Vision)は、ほぼ和製英語に近いのでそのままビジョンで通じますが、フロッグでは「中期的ゴール(具体的には3~5年後の姿)」と置いております。
故に、年々企業の立ち位置や情勢も大きく変わるので、定期的にビジョンの見直し、刷新が必要とされます。

そして、バリュー(Value)はそのまま「価値観」と呼べるでしょう。

日々の仕事の中で、会社が掲げる価値観を大切にして業務を行うことが、中期的ゴールを叶える一歩であり、その積み重ねこそが、この世の中に存在意義を示すこと、これがMVVのフレームワークです。

それではここから、具体的にフロッグがどのようなMVVを掲げているかを紹介しましょう。


フロッグのMission(存在意義)とは?

フロッグはHRビッグデータ事業を行っております為、ミッション(存在意義)は「人材業界・人事担当の理解者として」という内容を掲げています。40億件を超える求人情報のデータを、人材業界、もしくは人事担当の方に活用いただきたいという思いですね。

以下はフロッグのコーポレートサイトからの引用となります。

2020年代の人材業界は新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、人材マーケットは急速に冷え込むところから始まりました。
一方で、リモートワーク(テレワーク)や副業/複業の普及には追い風でもあり、働き方の多様化が加速しました。
働き方が多様化すれば、人材サービスも採用手法も組織づくりもアップデートが必要となります。

これから益々変化が激しくなる人材業界・人事の皆様により一層貢献したい。 私たちがこれまでゴーリストとして人材領域と向き合い続けてきた10年間の知見を持って、株式会社フロッグを設立し、事業を加速させていきます。
人材業界・人事の皆様の理解者として、40億件超の求人ビッグデータを軸にしたセールス&マーケティング推進支援、プロダクト開発を中心としたUI/UX推進支援、コンサルから運用までを含めたDX推進支援を行っています。

引用:https://hrog.co.jp/mission/

例えばコロナ以降、「リモートワーク」の有無などは1つの求職者にとっての判断基準となっており、そうした情報は求職者はもちろん必要ですが、「うちはリモートワークNGだけど、OKにしている同業他社はどれ位あるんだろう?」など、競合の情報は企業も必要となります。

フロッグはHRビッグデータ事業を行うプロフェッショナルとして、人材業界・人事担当者の理解者として、必要なデータ提供を行います。


フロッグのVision(中期的ゴール)とは?

「DX」「IT化」「デジタルシフト」など、正確な意味は違えども、世の中はデジタルの方向に向かっており、特にChatGPTを代表するようなAIは、確実に存在感を増していくでしょう。

故に、業界全体がデジタルに移行していく中で、フロッグはその一部分「人材業界」のデジタル移行のお手伝いを行っていくことを、中期的ゴールとして置いております。

例えば、人材業界を代表する求人広告を扱う企業を例にします。
新規開拓用のリスト作成をする場合、かつては「電話帳」「四季報」などの刊行物を見てリストを作成し、電話営業をしておりました。
そして90年後半にインターネットが普及し、ここで第1フェーズとしてのDXが行われ、刊行物ではなくWEBを介して情報を収集できるようになりました。

そして現在行われている新規開拓では第2フェーズとしてのDXが行われております。
従業員が新規開拓先を自分で探すのではなく、フロッグのリストを使用することで、情報収集する作業・コストを削減し、更にデータの有効性を担保でき、効率化を実現することができるようになります。

上記は一例で、フロッグのコーポレートサイトでは下記の通り、色々な業務での伸びしろを提言しており、人材業界のDXを推進できると強く思っております。

私たちはこれからの人材業界にはデジタルトランスフォーメーション(DX)が必要だと考えています。
事業・プロダクトそのものだけでなく、営業、マーケティング、カウンセリングなど部分的に業務を切り出してみても、ITの活用の伸びしろは大きく、その実現をサポートしていきます。

引用:https://hrog.co.jp/mission/


フロッグのValue(価値観)とは?

これまでに紹介した「存在意義」を確立するため、まずは「中期的ゴール」を目指すのがフロッグですが、中期的ゴールを目指すには日々の積み重ねが重要です。
フロッグではそんな価値観(Value)を8つの項目と置いております。


● 行動者であれ

夢を叶える人に共通しているのは、それに向かって行動をおこしたということです。目標を立て、必死に考え、行動するというサイクルを繰り返すことが大切です。

ベンチャー企業で働いている方は、得てしてこの価値観を多く持っていると思いますが、個人としては当たり前の価値観と思っています。
課せられたミッションは行う必要はありますが、基本的なスタンスとして仕事は与えられるものではなく「自ら作るもの」という完成が大事ですね。


● 変えられるもの

変えられるものとは「自分・思考・行動・未来」です。「変えられるもの」にエネルギーを集中することが、自立し自律できる第一歩です。

これもいいですね。
自分の未来や成長は、自分でいくらでも変えることができます。
ちなみに僕はこのバリューを見た際に、キングコング西野さんの近畿大学の卒業式での伝説の挨拶が頭に浮かびました。


● ネガティブ即シェア

日々仕事をする中で問題を起こしてしまった時、一番大事なことは「1秒でも早くシェアすること」です。ネガティブな問題はすぐにありのままを周囲にシェアし、対応をします。

これは社内用語で「ネガシェア」とも言われています。
言わば報連相ですね。これはどうしても「これは自分で解決しないと…」と思って報告が後手になってしまうのはありますが、組織で働く以上、この点はすぐに共有したり、エスカレーションすることが重要です。
ただ、これはあまり自分も得意じゃなかったりします。


● 誇りを持つ

人は誇れるものが心の中にあるからこそ情熱を持って仕事ができ、力強く生きていけます。誇りなくして仕事を続けることはできません。

これが個人的には一番共感でできますね。
自分の仕事内容や成果に誇りを持たなければ、仕事は無味乾燥なものになります。
一時期この誇りを曲解し、少し天狗になってしまった時期も今振り返るとありましたが、「プライド」の正しい持ち方を理解できてから、自分としても良い意味で、誇りを持って仕事に従事できていると思っています。


● 踏み込む

仕事で辛いコミュニケーションをする時、一瞬気まずい空気になるかもしれませんが、それは相手を信頼しているからこそできることです。 互いに踏み込み合えるのが本当のチームです。

これは内容によりけりなんですが、個人としては性格上どうしても相手を必要以上に慮ってしまうので、あまりできなかったりします。
プライベートだったらガンガン「踏み込む」んですけど・・・笑


● 当たり前の徹底

時間や納期を守る、約束を果たす、クレームにはすぐに対応する。 そういった小さな当たり前を徹底することで信頼を勝ち取ることができ、大きなビジョンに到達できます。

これは割とできている自覚があります。言わば「やられたら嫌なことをしない」の精神ですね。
なので、何かをしてもらったら御礼を言う、MTGに遅れそうな時は伝える、ミスをしたら謝る、良い取り組みは称賛する。
相手が上司だろうと部下だろうと徹底するようにしてます。

というのも僕は漫画「ROOKIES」の2巻で、川藤と新庄が河原で話すシーンが人生の教訓にもなっているので、昔からこれは順守してます。
「人に好かれたいなら、人を好きになることだ」「俺は、俺を信じて欲しいから、お前を信じる」とか、マジで素晴らしいです。
ROOKIES読みたくなりますね。


● 気持ちのいい人

気持ちの良い挨拶、素直さ、笑顔など、「気持ちのいい人」には共通している点があります。 知識や経験がついてきた時にも、その心構えと行動の継続が必要です。

当たり前の徹底と重なるものがあります。
これも自分は意識しているつもりではありますし、自分ではものすごく気持ちの良い男だと思っているんですが、ここ数十年、ヒゲも髪も伸ばしっぱなしで、体格も前に横に膨らみ、一見「厳つい」「壊そう」と思われがちなので、見た目で損しているところがあります笑


● 可能性を信じる

私たちはみな、無限の可能性を持っています。とても高い壁にぶつかった時、自らの可能性を信じる「根拠なき自信」が重要です。その自信が成長へと繋がっていきます。

これも大事なことですね。
どちらかというとマネジメント側の話と思います。
自分も性善説で、基本的に部下だったり、メンバーを信じてはいるんですが、困っているときにはどうしても手を必要以上に差し伸べてしまうきらいがありますので、フロッグではもう少し「任せる」を覚えていきたいですね。



フロッグのMVVを自分に当てはめてみると・・・

以上、入社4日目の自分が、これらのMVVをどれだけ順守できているかを、レーダーチャートで示してみました。


歪なオクタゴン(八角形)になってしまいました・・・


「行動者であれ」「誇りを持つ」「当たり前の徹底」
、この3つは満点だと思っています。理由は上記の通り。

「可能性を信じる」はスタンスとしては持っていますが、まだ100%できていないので満点から1pt減としました。
「気持ちのいい人」は上記の通り見た目で損してるので1pt減にしました笑

「踏み込む」「変えられるもの」はできたり、できなかったりと思っているので、5段階評価の真ん中にしておきました。

基本的に「自分が残業して解決しよう」「現状のリソースでなんとかしよう」「これは自分の胸の中にしまっておこう」みたいな形で、現実を見て妥協したり、諦めてしまうことが多かったので、この辺は転職を機に改めていきたいですね。

そして上記の理由同様に、「ネガティブ即シェア」も自分で吸収してしまい、一番できていないと思っているので、改善したいです。
多分甘えるのが下手なんだと自己分析しますので、甘えまくった方がいいかもですね笑


まとめ

とくに深く考えず、思ったまま現状のMVVの達成度・浸透度を出してみましたが、今がベースの状態として、今後経験を積んで、少しずつレーダーチャートの表面積を広げていきたいですね。

今週よりフルコミットし、メンバーと対話を重ね、毎日解像度がクリアになってきていますので、この調子でガンガン視野を広げて、MVVに準じた取り組みを行っていきたいということで、今回も#001に引き続き長文を書いてしまったので、締めとしたいと思います。

次回は私の所属する、オペレーション部について紹介したいと思います。
それではご愛読、ありがとうございました!


本日の1曲

MAKING THE ROAD BLUES|Hi-STANDARD

Mission/Vision/Valueを紹介しましたが、結論自分の人生は自分で道を開いて、切り開いていけということと自分は解釈しています。
そんな感じで、道を作る(MAKING THE ROAD)というテーマを冠した、僕の人生におけるテーマソングと言ってもいい曲です。

1分ちょいで終わるんですけど、この曲には色々教えられました。

He's on a mission He know who he is
He is making the road

彼には分っている 道を作ることが使命なのだと

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