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自分のサービスを「どこ」に提供するのかよく考えよう。

フリーになってから4年が経ち、法人化して3年が経ち、様々なお客様とやりとりして考えさせられるのが「自分のサービスの値段」のこと。

自身、成長をしていますので、定期的にサービスの値段は上げさせていただいてます。とはいえ、極端に変えてはいませんし基本的に自分が提供するサービスの大枠は変わっていないわけです。

でも、同じ値段の同じサービスであってもお客様によって反応は様々。ホントに面白いほど反応が違ったりします。

その反応に困惑することもあったのですが、よく考えると当たり前の話でもあるんですよね。


ちょっと、で例えてみましょう。

ビジネス系のセミナーに足を運んできた来場者に水を売ろうとしたらどうでしょうか。1本150円。それほど高くはありません。

でも、きっと「え、タダじゃないの?」と言われるでしょう。

ビジネス系のセミナーではよく水が配られますからね。

仮に150円を出して買ってくれたとしても、渋々だったりするかも知れません。あとで愚痴を吐かれるかも知れません。「金取るのかよ…」って。

では、とあるお金持ちが砂漠で遭難してしまったところに水を売りに行ったらどうでしょうか。

きっと1万円でも買ってくれるでしょう。

「安いね! ありがとう! 助かったよ!」と大喜びで。

これ、同じパッケージの同じ水なわけですよ。


だから、フリーの人やサービスを開発している人は、自分の提供するサービスが「誰に対して提供すべきなのか」「どういった状況なら喜んでもらえるのか」というのをよく考えないといけないでしょうね。

ここが一致していないと、お互いに不幸になってしまいますから。

そして、「誰」が明確になったら、全力で「その人に届けるにはどうしたら良いのか」を考えていくべきでしょう。

このプロセスを踏んでおらずに疲弊している人が、とても多いように思います。「目先のお金を稼がなきゃいけないから仕方ない」などと言いながら。


そのお客様は、本当にあなたが届けるべきお客様なのでしょうか?


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