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仏教に学ぶ生き方、考え方「なぜ事件を起こすのか?」

 年末になり、様々な事件についての報道が目に付きます。

 事件を起こす方は、ほとんどが「自分が悪いことをしている」という自覚は「ある」と言えます。

 なのになぜ事件を起こしてしまうのでしょうか?

 これを仏教的な視点からひと言で言うと、「縁」ということになると思います。

 つまり、悪いことを「悪いことと思わない」縁に触れているからと言えます。

 つまり、「生活環境」だとか「過去の経験」だとか「周りの友人の行動や考え方」だとかに触れて「上手くいくかも」「楽して結果を得よう」などと思ってしまうのです。

 もし「縁」に触れて起こるものならば、「仏教に触れる」縁を持っていれば、また「違った判断」ができたかもしれません。

 そして仏教の目的は「抜苦与楽」(ばっくよらく)なのです。

 それは「事件を起こすほど苦しまない」ように、そして「事件を起こして苦しまない」ようにしてくれる「縁」になるのではと思っています。

 
☆今日の一句☆

 仏縁は
    抜苦与楽を
         連れてくる

 

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