誰かに何かを言われるといつまでも心のなかで「気にしていること」はないですか？

　「なぜあんなことを言うのだろう？」

　「嫌味としか思えないな～」

　そんなことを思えば思うほど、腹だたしく、いつまでも収まらないときがあります。

　でも、そうやって腹を立てて復讐を考えているのは「誰」でしょう？

　他でもない、この自分の「時間と労力」を使っているのです。

　それって実は「勿体なくない」ですか？

　相手の時間や労力が減るならまだしも、自分の貴重な時間をそんなことに使い続けるのはどうなのでしょう？

　でもそんなことから「抜け出す方法」が一つあります。

　それは相手を「許す」ということです。

　許すことによってのみ、囚われていた「怒りや妬み」から自分の心を「開放する」ことができるのです。

　「許して手放し忘れる」ことで、今というこの時を自分の自由な楽しみに使うことができる。

　許すことは、怒りから開放される一番「お手軽な方法」なのかもしれません。

☆今日の一句☆

　許すこと
　　　　囚われ心
　　　　　　　解き放ち