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仏教に学ぶ生き方、考え方「並行してするということ」

 「二刀流」という言葉がメジャーになりました。

 「投打ともに」活躍するという、誰も思いつかないようなことに「挑戦」する姿勢は素晴らしいなと感じます。

 でも大舞台で目立った活躍はしなくとも、「二刀流」や「三刀流」で生活をされている方は多いと思います。

 「主婦」をしながら「在宅ワーク」をし、「子育てや介護」もされているという方もいるでしょう。

 また、お坊さんは一般的には「仕事」を持ちながら週末に「お寺もする」という方が多くみえます。

 そしてそれは「信仰心」にも言えることです。

 普段は働いて税金を収め、家族を養いながら、「心の中」では仏様を想い感謝の毎日を送る。

 それを御書には「日々の生活をしっかりと行いながら、心のなかでは阿弥陀如来様に救われることを信じ願いなさいよ~」と記されております。

 御書の「一番最初」にそれが記されているところからすると、在家信者の基本的なあり方、「心構え」と捉えてもいいのではと思っています。

 「どちら」も行い「どれ」も同じように大切にしていく。

 そういう積極的な心持ちの中に、信仰心は「育って」いくのかもしれません。


☆今日の一句☆

 信仰心
   新たな自分を
        日々更新

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