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仏教に学ぶ生き方、考え方「ドライに生きろ」

 お盆が終わり、「今日から仕事」という方もお見えになると思います。

 気の合う人ばかりの職場だといいのですが、ほとんどの人は「苦手な」同僚や上司がいるのではないでしょうか?

 でも仕事をする上では「付き合い」もありますし、ニコニコしながらありもしない「好きですオーラ」を放つのに疲れている方も見えるかもしれません。

 仏教では人の人との出会いは「ご縁」であるといいます。

 つまり、こちらの意思で「見知らぬ人」と出会うことは実はできないのです。

 まさに出会いは「偶然の風の中」なんですよね~。

 でもご縁が自分にとって必ずしも「いいもの」ばかりではありません。

 好きでもない人に感謝したり、合わせようとしたりするととても大きな「ストレス」になります。

 そういうとき、ご縁から静かに「離れたり遠ざけたり」していくことならできるのです。

 つまりご縁はいただくものですが、それを続けるか離れるかは、「自分の意思」によりできるのです。

 ここで厄介なのは所謂「情に流される」ことがままあるということです。

 またドライブ中に幅寄せされたりしたら離れればいいものを、感情的に「やり返す」こともあるのではないでしょうか?

 情けや感情でご縁を続けていくと「腐れ縁」になってしまうかもしれません。

 余計なご縁に振り回されて、苦しみや悲しみを呼び込むより、「爽やかな風」のように「ドライに生きる」ほうが、はるかに健全だと思うのは私だけでしょうか?


☆今日の一句☆

 Be DRY
    ご縁を選び
        苦労なし

 

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