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ほとけさまのおしえ「忘れるということ」

 以前からそうですが、ちょっとした「物忘れ」があります。

 依頼されていたものを届けなかったり、購入しようと思っていたものを忘れたり、、、。

 取るに足らないものではありますが、「あ〜、忘れてたわ~!」と後悔する日々です。

 忘れたことも忘れるようになったら大変だなと思う反面、それはそれで「幸せ」なのかもと考え直したりしております。

 「忘れるということ」を悪く思う人がほとんどだと思いますが、実はとても「メリット」があったりするのでは?と思っております。

 それは「今を生きることができる」ということです。

 つまり覚えているということは、見方を変えれば「過去に囚われている」とも言えるでしょう。

 また未だ来たらぬ「未来を憂いている」とも言えます。

 過去の思い出と未来の予定に、今このときを埋め尽くされた毎日は、「心がざわつく日々」になるのではないでしょうか?

 なので忘れることは、実は人間に与えられた「今を幸せに生きるための方法」でもあるのではと思っております。

 せめて「一日一回」は何もかも忘れて、心を開放させるひとときがほしいものです。

 そして私の場合は、「朝夕のお勤め」がそのひとときをいただける大切な時間になっております。


☆今日の一句☆

 今を生く
    過去と未来を
         忘れ去り

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