仏教に学ぶ生き方、考え方「違う価値観」
仏教に限らず宗教に触れると、それまでこうだと思っていたことが「実はそうでもない」と感じることがあります。
今まで「幸せ」と思っていたことは実はそうではなく、今まで「不幸」だと思っていたことが実は幸せだったと感じることができるのです。
そして、それは誰かによって「信じ込まされていたのかも」と思う時もあります。
よく「仏のものさし」と言ったりしますが、仏様から見ると同じものも「全然違ってみえる」こともあるのでしょう。
なので仏様の見方を知り、それに近づいていくということが、本当の意味で「仏教を学ぶ」ということだと思います。
よく宗教を「正しいかそうではないか」で観ようとすることがあります。
でも世の中に「これが正しい、これが間違っている」ということはありそうで実はないのではとも思っております。
そして仏教は「正誤」で判断することから、「こう考えたほうが楽に生きられる」「こっちのほうが心がスッと軽くなる」ということを重要視しているのではと思っております。
自分の価値観を、ちょっと違った視点から見つめ直してみる。
それが宗教の大きな役割なのかなと思っております。
☆今日の一句☆
物差しの
単位違えば
別のもの
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