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『塩』だけで野菜クズを堆肥化

どうもmasaruです!

家庭から生ゴミとして出る野菜クズを堆肥化させるコンポストにチャレンジしていますが、以前は『発酵促進剤』や『ボカシ(米ぬか)』を使用していました。

発酵促進剤を使用した堆肥づくり⇊

いまは『塩』だけで問題なく堆肥化できていますので記録しておきます🙌

ではどうぞ

腐敗になる要素を減らす

生ゴミコンポストでの失敗といえば、腐敗に傾くことでわないでしょうか!
厳密にいうと自然界では腐敗も、他の生物の栄養になるので何をもって成功・失敗というかはそれぞれあると思います。
今回は人からみたときの失敗ということで話を進めていきます。

人にとってカビは代表的な腐敗菌ですが、このカビを寄せ付けないためには乳酸菌の力を借り乳酸発酵させて『酸性』にしてあげるとことで解決します!

他の雑菌も『酸性』は好まないので、野菜にとっては有益な土壌菌が棲息する環境になります。

ということで、
野菜クズを乳酸発酵させましょう!

漬物づくりと一緒で、野菜の量に対して『約3%の塩』を入れて乳酸発酵させます、がその前に野菜クズを小さく切り刻み乳酸菌が食べやすい状態にしてから乳酸発酵させています。

ひと手間加えると失敗しにくい🙌

野菜クズの量が多いときはダイソーで購入した、ペジタブルカッターを使い時間短縮!
すごく便利です🙌

切り刻んだ野菜クズに塩(3%)を加えます。
※塩の量を調べると2〜5%と幅があるので間をとって3%に決めています。

小さく切り刻んだ野菜クズ

塩と混ぜたらフリーザーパックに入れます。

フリーザーパック内にネットを入れた二重構造

野菜から水分が出るのでフリーザーパック内にネットを入れ、二重構造にし野菜と水分をわけられるようにしています。

野菜クズから出た水分


フリーザーパック内の空気を抜きしっかりとチャックを締めたら完成!
※乳酸菌は嫌気性なので空気が無い環境を好みます

これで、塩分が嫌いな菌は寄り付かず、空気を好むカビは棲息しにくい環境になりました。野菜の水分には糖などの栄養素が含まれているので、それを乳酸菌がエサとして食べ乳酸発酵させます。

腐敗に傾く要素を減らし乳酸発酵させることで成功に近づきます。

最短、2日〜3日で乳酸発酵されるので堆肥として土と混ぜられる状態です。
空気が入らないようにして、しっかり乳酸発酵させておけば1ヶ月ぐらいは置いておけます。

試したことはないないですが、たぶん半年以上置いても大丈夫なような気がします、夏場は発酵しやすいので匂いがきつくなりそうですが😅

乳酸発酵させた野菜クズ(堆肥)

私は、秋冬の時期に2ヶ月間放置した経験がありますが問題はなかったです!


まとめ

いかがでしょうか。『塩』を使い漬物づくりのように『乳酸発酵』させてから土と混ぜれば、腐敗せずに土壌菌が分解してくれます!

ポイント
○野菜クズを細かくしておく
○塩を入れる(3%)
○フリーザーパックの空気を抜く

個人的に、この3つを意識して堆肥化させています。

たぶん「野菜クズを細かくする」作業が1番、手間がかかるところだと思いますが、このひと手間で失敗率を下げるメリットがあることを考えれば、喜んで取り組めます😄



【Instagram】
はじめて野菜
https://instagram.com/masaru_yasai



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