質の良い油を摂ろう
おはようございます。新たな一週間頑張っていきましょう。
油はドレッシングに入っていたり、料理に使ったりと普段の生活に欠かせない存在ですよね。
ヒトが生きていくために必要となる三大栄養素「タンパク質」「糖質」「脂質」。そのうち油は「脂質」に分類されます。「脂質」と聞くとダイエットの大敵と考える人も多いでしょう。たしかに摂り過ぎれば肥満を招いて、生活習慣病の原因にもなってしまいます。
しかし、「脂質」は私たちが活動するためのエネルギー源であり、細胞膜やホルモンの材料となる重要な栄養素です。さらに「油」は肌に潤いを与えたり、油に溶けやすい脂溶性ビタミンの吸収を高める働きもあるなど、健康や美容に欠かせない存在と言えます。
ここで気をつけたいのが油の種類。油の主成分の脂肪酸は、「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」という2つに大きく分けられ、それぞれ分類される油によってメリット・デメリットがあります。
飽和脂肪酸とはバターやラードになります。
もちろんカラダの重要なエネルギー源になりますが、過剰に摂取すると悪玉コレステロールが増加してしまい、動脈硬化や心疾患、糖尿病、肥満などのリスクが高まると言われています。
不飽和脂肪酸は、近年耳にすることが多くなったアマニ油やエゴマ油などです。
不飽和脂肪酸はコレステロール値を下げ、生活習慣病に対する効果が期待されています。特にオメガ3系は、血液中の中性脂肪を減らして血液をサラサラにし、血中血栓ができるのを防ぎ、不整脈の発生や動脈硬化を防止する作用があると言われています。
健康に良い不飽和脂肪酸ですが、油は油です。カロリーも高いので過剰摂取にはくれぐれもお気を付けください!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?