”探す”と”見つかる”んです。当たり前だけど、重要な意識。

例えば突然、
「最近見た赤いものを10個上げてみて?」
と質問されたら、すぐ出てきますか?

おそらく、中々出てこないのではないでしょうか。

でも逆に、意識して”赤いもの”を探しながら街を歩いてみると、多くの赤いものが目に付きます。
こういった情報取得は「選択的注意」と呼ばれているようです。
多様な情報が渦巻く環境下において、その人にとって重要だと認識された情報のみを選択し、それに注意を向ける認知機能を指す概念です。

選択的注意の代表例としては、「カクテル・パーティー現象(効果)」があります。
大人数が談笑しているなか(カクテル・パーティー等)でも、興味のある人の会話・興味のある話題・自分の名前などは自然と聞き取ることができる現象のことを言います。

同じ環境にあるにもかかわらず、意識や認知の差で取得できる情報が変わるのって、面白いですよね。

そうして考えてみると、この現象のポイントは「能動的な情報取得」とも言えると思うんです。

能動的な情報取得」の反対語として、「受動的な情報取得」があります。

例えば、テレビ番組の合間に流れるCMや、ヒマつぶしで眺めていたSNSだと、何のCMだったか覚えていなかったり、どんな投稿が配信されていたか、覚えていなかったりしませんか?
ここで大事なのは、TVとかSNSとかのメディアがどうというわけではなくて、情報取得の意識です。
これが「受動的な情報取得」と言えます。

これを能動的な情報取得に変え、「このCMの面白さ・ポイントはどこだろう?」と意識して見ると、ただ流れていただけのCMも「旬な芸能人を起用しているんだ」とか「ダンスの動きが目を引くな」とか、たくさんのことに気がついたりします。
そしてさらに、面白いと感じた要因はどこにあるのか?と抽象化していくと、「メモの魔力」ではないですが、事実→抽象化→転用のスキームに入りやすいんじゃないかなと思ったり。

このように、情報取得を受動から能動に切り替えるだけで、同じ情報量に触れていても取得する情報の質が変わってきます

また、能動的な情報取得についても、特定の事にフォーカスを当てると、また一段、取得できる情報の質は上がると思うんです。

例えば。
ビジネス書を読む際、「仕事に必要そうだから」でももちろん情報は入ってきますが、目次や前書き、結びなどを見ておき、「このあたりの情報が得られそうだな!」と狙いを定めて読むと、驚くぐらい、頭に入ってくる情報が変わってきます。

そう、”探す”と”見つかる”んです。

このブログもそうですが、僕は、可能な限り毎日更新しようとしているので、いつもネタ探しに追われているわけで・・・
ブログネタはないか?と考えながら日々を過ごしていると、
自分の読書メモが使えそう!
あ。このビジネス用語は分かっているようで分かっていないからネタになるぞ!
自分の原体験から言えることはないか?
と、意外とポロポロ出てくるんです。そこでもやっぱり、探す意識って大事だなと。

現代社会は、SNSやキュレーションメディアなど、受動的な情報取得ができる機会が膨大です。
でもそのままだと、大事な情報も使える情報もキャッチできず、時間だけが過ぎてしまいます。
情報が溢れる世の中だからこそ、“探す”というひとつの意識が時間を有意義にも無駄にも変えてしまう。

ちなみに今日のブログネタは、仕事で「面白いと感じるパッケージを探せ!」というお題があったのをきっかけに、”見つけた”わけです。




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竹下 正光

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