人間関係を楽にする話

いちいち相手を批判する人は相手をコントロールしようとしています。

俺が正しい。
俺の言うことを聞いていればいい系の考え方です。

僕の父もそうでした。

いい結果は自分のおかげ。悪い結果は人のせい。

それは本人にとって楽な生き方かもしれません。

ただそれは、他人を引き離し、孤独の道を歩くかもしれません。

実際僕の父も孤独に過ごしています。

だから僕は父を反面教師として
自分は他人を批判せずに生きようと思いました。

対策するためにはその人たちの心理を知る必要があると考えました。
なぜいつも批判してくる人がいるのか。
その人の心理と対策についてお話ししていきます。

いつも批判する人の心理

まず、承認欲求がめちゃくちゃ強いです。

相手に認められたい。
すごいと思われたい。
自分が正しいと認められたいが故に自分が思う正しい道を教えたがる。

こう言った人たちは幼少期の頃から
「褒められるために行動をしてきた」背景があります。

褒められるから頑張れる。
褒められたいから相手に正しい道を教えてやろう！って感じです

実はこういう人たちは相手のことを思った上で批判しているのです。

ですが、
批判される側はたまったものじゃありません。

人は誰しも自分の行動が間違っていると思っていないし、
否定されて喜ぶ人も皆無と言っていいでしょう。

ですが、批判してくる人たちは基本的にはそんなとこまで頭が回りません。ほぼ脊髄反射で相手を否定し、間違いを指摘してきます。

ではそんな人たちに対してこちらはどう対処したらいいのでしょうか

いつも批判する人たちへの対処法（MHK法）

批判されていい気持ちがする人はいないでしょう。

ですが、批判され、ムッとして感情のまま喧嘩したり、
ただ相手の意見を受け入れ続けるのは果たしていい結果を産むのでしょうか？

本当はお互いが納得した行動をとりたいハズです。
争いは避けましょう。

では、批判してくる相手に、
争わず最善策を得るためにはどうしたらいいのでしょう

step1 相手の意見を認める（M）

批判する人たちは
自分が正しいと思っていて
認められたいと思っていて
「あなたのために」と思っています。

だからまずは、批判してきた相手の意見を認めましょう。

確かにそれはいい案だ。
あなたのいう通りだ。
それがいいですね。

本当はそう思っていないかもしれませんが、
ここは一呼吸を置いてあなたが大人になりましょう。

あなたが相手との関係性を崩さずいい結果を目指しているならなおさらです。

step2 自分の意見を話す（H）

そして今度は自分の意見を言いましょう。

「実は、こう言ったことがあるからこういうやり方をしているんです。」
「こうせざるを得ない理由があるんです。」
「このやり方にはこう言ったメリットがあるんです。」

などなど。

ここでポイントなのは
相手が言ってきた方法のデメリットをあげないことです。

「あなたのやり方では××だからうまくいかない。」←ダメ

それは相手を否定することになります。
否定はバトル勃発の合図なので出来るだけ避けましょう。

ここではあなたの意見をいうターンです。

step3 相手に最善の方法を聞く（K）

私がこう思うからこういう行動をとっている。
と事情を話したのち、
最後にもう一度相手に聞いてみましょう。

「改めてどう思いますか？」
「最善策はありますか？」

相手は認められたいのだから喜んで最善策を出してくれるでしょう。

この方法の優れている点はstep2であなたの意見を伝えられている事です。

ノータイムで批判してくる人たちは、
あなたの意見を無視していますが。

このstep3では相手の「認められたい」が
「あなたの意見を取り入れた上での最善策を考えること」につながっています。

そしてあなたの意見を取り入れるためにはstep1で相手を認める必要があったのです。

なぜなら、
step1なしでいきなり自分はこうだ！！と言っても結局争いをうむだけです。相手をまず認めることで相手の「聞く耳」を開かせるのです。
その効果がstep1にはあります。

この3ステップを使うことで批判してくる相手を敵として見るのではなく強力な味方にしてしまうことができます。

今までは納得いかないまま無理に相手の意見を通したり、
自分の意見を押し通していた人もいるかもしれませんが
この方法を使って、有効かつ友好に仕事でもなんでもこなしていこうではありませんか。

復習（まとめ）

相手を批判する人たちは

承認欲求が強い。
あなたの意見を聞いていない。
良かれと思って批判する。

批判する人たちを味方にする3step。

1. 相手を認める
2. 事情を話す
3. 相手に意見を聞く

批判する人を味方につけて友好にいきませんか？
その方法はMHKで覚えましょう。「認める・話す・聴く」です。

ご意見・ご感想お待ちしております。