Masato.Ohashi

クラウドベンダーの会社で、社長室所属。 新しいモノやコト、技術、ビジネスを社会にどう適…

Masato.Ohashi

クラウドベンダーの会社で、社長室所属。 新しいモノやコト、技術、ビジネスを社会にどう適応させるのか、その経緯を作ることが好きです。 個人的見解に基づいた記事であり、所属する企業の見解を反映したものではありません。 Amazonアソシエイト参加中

最近の記事

2023年 今年読んだ本 ベスト3+1

2023年もたくさんの本を読むことができました。 その時に興味があったテーマの本、藁にもすがる思いで何かを求めた本、ふと見つけた本。読んだ本の履歴を見ると、この一年の色々な出来事や考え、悩んだことや、勇気をもらったことが、頭の中を駆け巡ります。 今年も今年読んだ本の中から、自分にとって印象的だった3冊+1を、自分の今年の出来事や記憶と重ねながら紹介したいと思います。 なお、昨年2022年に紹介した本はこちらです。よろしければ、ぜひこちらもご覧ください。 頭のいい人が話す

    • 2022年 今年読んだ本 ベスト3

      2022年もたくさんの本を読むことができました。 その時に興味があったテーマの本、藁にもすがる思いで何かを求めた本、ふと見つけた本。読んだ本の履歴を見ると、この一年の色々な出来事や考えたこと、悩んだこと、勇気をもらったことが、頭の中を駆け巡ります。 ざっと数えてみると、今年図書館から借りてきた本は60冊、購入した本は27冊なので、1ヶ月で7冊ぐらいのペースでしょうか。勿論全部読んだわけではなく、パラ見で終わった本も多いのですが、今年も色々な本から学ばせてもらいました。 そ

      • 釣りから学んだ大切なこと

        全然釣れない。 隣のおじさんは30センチぐらいの黒鯛をどんどん釣ってリリースしてる。1人だけ、圧倒的勝者。挙句の果てにタコまで釣り上げた。 それを見て息子と相談し、仕掛けを何度も変える。 でも釣れない。 仕掛けも餌も異なるとはいえ、悔しい。おじさんの巻き餌の恩恵すらない。 「持って帰る?」「食べる?」 父親の面目のためか、釣れるたびに声をかけてもらえるが、やんわりと断る。 「たまたまポイントがよかったんだよ」 何が違うんだろうという呟きにおじさんは言う。 「いや、違い

        • 2022年 今年やらないことリスト

          昨年のお正月に自らの決意表明のため、「2021年 今年やらないことリスト」をまとめ、noteで公開したところ、ありがたいことに非常に多くの方に見ていただき、"スキ”も多くいただきました。 自分の悪いところは「やること」や「やりたいこと」が多すぎて、「なんか忙しい」状態になり、結局中途半端になることが多くなってしまうことが多く、そのための判断の拠り所として作ったのが、この「2021年 今年やらないことリスト」でした。 実はこの裏返しとして「やることリスト」も作っていたのです

        2023年 今年読んだ本 ベスト3+1

          自分の生き方と相手の求めるもの

          ”マーケターのように生きろ―「あなたが必要だ」と言われ続ける人の思考と行動”を読みました。 ・40歳を過ぎ、これからの働き方やキャリア、人生について考えることも多くなっていた ・最近、若手の方たちの働き方について悩みを聞き、相談にのってあげた ということもちょうど重なり、非常に気づきが多かったので、備忘録として記しておこうと思います。 【人生は競争だ】  これまで自分の働き方、特にキャリアについては、いつもこのようなことを考えていました。 1.人生、特に働くということは、

          自分の生き方と相手の求めるもの

          Jeff Bezosの言葉と、2つのJOY

          最近はお客様との案件、自分組織のマネージメント、のみならず、自社内プロジェクトの仕事が多くなってきました。もともとお客様の業務改革プロジェクト、事業企画部門で自社ビジネス変革に携わってきたため、わかってはいたつもりです。が、やはり、自社の業務改革は大変です。自分の強みを生かして新しいチャレンジを期待されている、と自分では思ってはいるのですが、それでも、しがらみ、これまでの経緯、人間関係、などなど、何かと立ち止まって悩むことが多いです。 そんなとき、AmazonのJeffベゾ

          Jeff Bezosの言葉と、2つのJOY

          2021年 今年やらないことリスト

          2021年の抱負として「今年やらないこと」リストをまとめました。もちろんその裏返しで「今年やることリスト」もあるのでそれも別途書こうとは思うのですが、自分の悪いところは「やること」が多すぎて、結局「なんか忙しい」状態になり、中途半端になることが多いので、今年は「やらないこと」を先にまとめてみました。多少表現が荒いですが、自分にはこのぐらい強気でいかないと。 今年は、やらないと決めたことをやらない、をやるぞ。 1.安易に仕事をうけない、便利屋にならない   他人の課題は、他

          2021年 今年やらないことリスト

          期待値を確認すること

          今週二つの経験を思い出しました。  新卒研修の時にプレゼン研修があって架空の企業に提案プレゼンするというお題が出ました。しかし、その背景設定と提案依頼内容の情報が非常に少なく、何をどう提案すればいいのかよくわからないというものでした。 実はそれは、プレゼン以前に、相手は何を聞きたいのか、きちんと意識合わせとヒヤリングを相手にすべきという、そこからのプレゼン研修でした。人事にアポをとり、ヒヤリングする、それをきちんとやった人とやらなかった人のプレゼンは雲泥の差でした。  今

          期待値を確認すること

          駄菓子屋から考えたコミュニケーション

          今週、近所の駄菓子屋さんが閉店しました。 とても古いお家で昔ながらの小さな駄菓子屋でしたが、近所の子供と親の憩いの場でした。我が息子もまだベビーカーにのっているころからお世話になったお店でした。 お婆さんにお聞きしたところ、80年近くもこの場所でお店をされていたとのこと。コロナで駄菓子の卸事情で物品が手に入りにくくなったことと、高齢になられたこともあり、閉店されることを決意されたそうです。 お店の備品がどんどん撤去され、廃棄されるのを、小2の息子と寂しく見ていました。息子が

          駄菓子屋から考えたコミュニケーション

          メッセージの作り方

          外資系IT企業のBusiness Developmentとして働く一つのタスクに、「メッセージを作る」というものがあります。ある製品やサービスをマーケットに出していく上で、「顧客にとってどのようなバリューがあるものとして感じてもらうか」つまり「この製品やサービスをどううけとってほしいのか」「どのようにマーケットに訴求していくか」といったメッセージを作るというものです。 世の中にはこの取り組み方として、様々な手法や考え方、ノウハウがあるものと思います。 最近少しこの「メッセー

          メッセージの作り方

          一枚の絵葉書

          今年も息子に、こぐま社から誕生日カードが届きました。 息子がまだ小さい頃、こぐまちゃんが大好きだったので、読書カードを書いたり、カレンダー欲しさに会員に入ったのがきっかけだったと思います。それ以来、毎年息子の誕生日月には、誕生日カードが届きます。 残念ながら息子も小学生になり、こぐまちゃんシリーズの本を読むことも、また、読んであげることも、もうほとんどなくなってしまいました。 それでも、毎年届くこの誕生日カードを見ると、しろくまちゃんのホットケーキを何度も暗記するぐらい

          一枚の絵葉書

          提案すること

          先週、2つの経験談を思い出しました。 新卒一年目の冬に、コンサルタントとして、とあるプロジェクトのインフラリーダーを担当していました。 アーキテクチャ構成図を作成し、お客様のPMにもっていきます。 「XXだと思うのですが、どう思われますか。どうしましょうか。」 そのPMは私にこう言いました。 「あなたはコンサルタントなんだから、どうしましょうかではなくて、顧客の私に提案してください」 大学院時代はよく、研究成果をもって、共同研究費用捻出してもらうために大企業にプレゼンを

          提案すること

          外で勝負するということ

          外から様々なコメントを受けるということは、外で真剣勝負していることの証拠。 外で勝負しているからこそ、好意的なコメントも批判的なコメントも受けるのだと思います。 時には緊張し、時には凹み、時には喜び。 外で勝負することは本当に大変だけど、でもそれが成長の糧になる。 最近は自分もイベントに参加して講演してほしい、とお声がけいただくことも増えてきました。 自社のイベント登壇と違って、外からお誘いいただき、外のイベントで講演するのはとても緊張する。 だからこそ、念入りに準備をし

          外で勝負するということ

          「やったほうがいい」のフレームワーク

          お客様あるいは社内、なんでもいいのですが「やりましょう」「やったほうがいいです」といった提案のときに、自分が意識しているフレームワークをメモしてみます。 1.やることに価値がある(メリットがある) 2.そもそもやれる(実行可能) 3.やる余地がある(スペースがある) 1.やることに価値がある(メリットがある) 何かをやることに何らかの価値があることを説明します。 この価値が短期なのか、長期なのか、はケースバイケースですが、いずれにせよメリットがなければやりません。 多くの

          「やったほうがいい」のフレームワーク

          Switch購入から考えた人間のおもしろさ

          GW前に我が家にSwitchが届きました。 息子にほしいと泣きながら言われつつ、なかなか入手できなかったSwitchですが、なんとか購入することができました。 今回はその入手の過程で感じたこと、思ったことを書いてみたいと思います。 ECサイトの抽選販売方式 昨今の社会情勢もあり、ほとんどの企業はSwitchをオンライン販売にします。店舗販売にして大混雑になったらたまったものではありませんので。 しかしながら、オンライン販売も瞬殺で売り切れてしまいます。というのも、Swit

          Switch購入から考えた人間のおもしろさ

          負けないということ

          Stay Homeだから、でもないのですが、今年からチェスを息子と始めてます。 将棋は子供のころからやっているのですが、チェスは初めて。 英語が話せなくても世界の人と楽しめるのでは、ということで始めました。 将棋と似たようなルールでしょ、と思っていたのですが、大きく2つの点が異なることがわかりました。 ・一度とった敵駒を自駒として再利用することはできない ・引き分けがある 自分としては特に2点目が意外で、しかもやってみると結構引き分けになることに気付かされます。 ゲームを

          負けないということ