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2022年 今年読んだ本 ベスト3

2022年もたくさんの本を読むことができました。
その時に興味があったテーマの本、藁にもすがる思いで何かを求めた本、ふと見つけた本。読んだ本の履歴を見ると、この一年の色々な出来事や考えたこと、悩んだこと、勇気をもらったことが、頭の中を駆け巡ります。

ざっと数えてみると、今年図書館から借りてきた本は60冊、購入した本は27冊なので、1ヶ月で7冊ぐらいのペースでしょうか。勿論全部読んだわけではなく、パラ見で終わった本も多いのですが、今年も色々な本から学ばせてもらいました。

そんな今年読んだ本の中から、特に今年印象的だった3冊を紹介します。

THE MODEL

セールス、特にSaaSセールスのバイブルとも言える、The Model。以前にも読んだことがあったのですが、SaaS部署へ異動したことでセールスプロセス全体像を見直すこともあり、改めて読み直してみました。やはり机上だけでなく、何事も経験が重要ですね。実際に直面している状況や課題へのヒントや新たな気づきが非常に多くて、何度も読み直しました。特に「リサイクル」という考え方や、「分業の副作用」は非常に参考になりました。
SaaS企業はもちろん、ITに関わる人は必ず読むべき本ですね。

リーダーの仮面

この数年、部門マネージャーを担当していましたが、部門異動をきっかけに新たなメンバーのマネージャーの機会を得ることができた今年。今までのマネージャー経験では経験しなかった課題や悩みにも直面して、改めてどうなりたいか、自分なりのマネージャーとしての姿や、やり方のヒントを求めて読んだ本。
これまで読んだマネージャーやリーダシップに関する本とは全く異なる視点、価値観、方法で、頭を鈍器で殴られたような衝撃を受けました。会社の研修などとは全く異なるというか、きっとそういう研修ではやらないであろう内容ですよね笑。Amazonのレビューを見ても賛否両論のコメントが見受けられます。色々な意見あるかもしれませんが、自分みたいな性格にはここまで割り切った方が、なるほどこういうやり方もあるのか、確かにその方が悩まなくていいのかも、と、とても気づきが多かったです。もっと早く出会えれば、と思った本でした。本の説明にあるとおり、マネージャーになりたての方、自分のマネージャーとしての型に迷いがある方はおすすめです。
私はこの本を読んで得た気づきや、考えた自分のありたいマネージャーの姿や今後について、マネージャーと深い議論をしました。このことも、今後の人生における大切な気づきを得ることができた貴重な経験でした。

参謀の思考法

今年2回目の部署異動で、社長室という新たなロールを担当になり、とにかく何かを模索しようと読んだ本。これまで、自分がリーダシップをとっていくようなロールについては経験値を積んできたつもりですが、参謀のようなエグゼクティブを支えるというロールは全くこれまでとは違うと感じ、そもそも何をすべきなのか、どう考えて取り組むべきなのか、白紙から描こうとの思いで読みました。世間一般でもこういう参謀のような、トップを支えるという視点での本は珍しいのではと思います。
優秀な参謀はどうあるべきなのか、そしてその本質は何なのか。ロールは変われど、振る舞いは変われど、結局は大事なことや本質、心構えは変わらない、ということを学ぶと同時に、とても勇気をもらいました。自分も優秀な参謀になりたい。
参謀的なロールに従事する方は勿論、これから社内の中枢となる方や目指す方におすすめです。

振り返って

以上が、今年、特に印象に残った本、3冊です。
私は、今年一年、というか後半半年で、2回も部署移動をしました。新しいチャレンジを短期間で経験し、今までの領域とは異なることを経験しました(しています)。同時に、本当に悩み、考え、苦しみ、同時に多くのことに気づき、本当に多くの皆さんに助けていただきながら、たくさん学ぶこともできました。結局、これらの本は、そんな変化に直面して悩んでもがいた時に、何らかの光を与えてくれた本ばかりです。新しいチャレンジがなければ、もしかしたら読まなかった本、なのかもしれません。そういう意味では今年もたくさんの本と出会うことができ、そして多くの本から新たな気づき、新たな学びをもらえたことに本当に感謝の気持ちで一杯です。
そして何より、多くの場面で助けてくださったり、支えてくださった皆さんにも本当に感謝です。ありがとうございました。

来年もまた、多くの本から学びたいと思います。
同時に、出会ったことのない本にまた出会えるように、新しいことにチャレンジしていきたいと思います。


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