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僕を支配する誰かのさみしさなど

綱渡りのような帰路で、心と穏やかな時が分裂する。この気持ちをどう伝えたらいいのだろう?わからないから、読み手にもこれを伝える為に、わからないものを書く。


まるで当たり前のように選りすぐられた果実、この無力さはきっと人にしか発生しないもの。詳らかにしていけば、澱みでしかないキメラのような歪な動物。ただし人はそれに従事する。


これは天体にケチをつけるようなこと。やめておくか、と思う。
そう、星や月の話をしたい。いつも僕を救って離さない、風や波にさえ揺るがない光のこと。
勝ち負けや優劣や良し悪しなど無い、ただそこにある圧倒的なこだわり。こんな感じの何かを持った人を、何人か知っている。僕はそんな人を愛したい。



きっと今僕が相対するのは、誰かのこだわりがぶつかって、そのまま深海を進んで、拾い上げてきた地獄の砂。
優しくあることでは辿り着けない、それは力のような、砂。




圧倒的な密度で自分がいるのだから、誰かのことなどあんま気にしてる暇なくないか!?と思った夜にはまだやる事がたんまりある。
一旦考えるのはやめておく、僕を支配する誰かのさみしさなど。

2024.03.01>02

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