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マンホールからベンガルトラまで

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ネパール旅行記 旅好きな動物カメラマンがマンホールに落ちたり、ワニの棲む川を歩いたり。 予想外の出来事にぎゃあぎゃあ言いながらもなんとか乗り越えていく実話。
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記事一覧

マンホールからベンガルトラまで その1

怪我人からのスタート 今まで色んな体験をしてきたが、これはまた新しい事件だった。 足元に…

マンホールからベンガルトラまで その2

再始動 回復のために昼夜関係なくずっと寝ていたので、相当早い時間に起きてしまったらしい。 …

マンホールからベンガルトラまで その3

ダリ ダリは道行く人みんなに挨拶をした。知らない人にも、全員である。 大抵はシカトされるん…

マンホールからベンガルトラまで その4

ネパールの長距離バス サイやゾウがいると言うチトワン国立公園に移動することにした。 そこで…

マンホールからベンガルトラまで その5

ネイチャーツアー 次の日の早朝から川の周りを散歩する。 これもガイドがついているツアーの一…

マンホールからベンガルトラまで その6

象の雄叫び お昼ご飯はホテルに食べに帰った。 そして午後からはいよいよメインイベントのエレ…

マンホールからベンガルトラまで その7

おじさん達のビューティフルタイム 午後からは最後のアクティビティーとなる、湖へのサイクリングだ。 これが想像以上に大変なものだった。 自転車は好きだし、日本ではよく乗っている。だから舐めていた。 日本の道路って本当に走りやすいように出来てるんだね。アスファルト万歳! ネパールの道路は道がめっちゃ悪かった。 デコボコのコンクリート道路を一時間半。 土と石と水が溜まった道を一時間。 ママチャリで走る。 ペースは速くないが気を抜くとコンクリートに空いた穴や石ころに引っかかっ

マンホールからベンガルトラまで その8

新しい計画 翌日、ホテルを出てすぐに旅行会社を探した。 他の場所に移るためではない。 今日…

マンホールからベンガルトラまで その9

大型動物VS木の棒 準備は出来た!二日間のジャングルウォークにさあ出発‼︎ するはずだっ…

マンホールからベンガルトラまで その10

先の長い動物カメラマンへの道 重い。 両肩にかけた2台のカメラにはそれぞれズームレンズが…

マンホールからベンガルトラまで その11

インディジョーンズの世界 目の前には川があった。 そして橋もあった。 橋というのはこちら…

マンホールからベンガルトラまで その12

残った体温  今までのジャングルウォークと風向きが変わってきたのは小休憩の後だった。 ラ…

マンホールからベンガルトラまで その13

ガイドの重要さ ライノアップルという実がある。 ライノ、つまりサイが好む果実だ。 人間に…

マンホールからベンガルトラまで その14

死に近い村 背の高い草の道を抜けるとまた森に入った。 小さな川を渡る途中で人間が乗っている象達の集団に出会った。 この辺りの村に住む人と象だろうか。 もう随分宿泊地の村は近いらしい。 しかし、この象達は観光用ではないみたいだけど、どういうお仕事をしたりするんだろう。 この象達は一頭づつ長い木を鼻で持って運んでいる。 重機みたいな存在なのかな。 象の鼻は筋肉で出来ていると言うし、土木現場では大活躍だろう。 こういう田舎の村では象は生活の一部なんだな。 この豊かな森の近くな