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”推し”の危機@インボイス制度


マンガ・アニメ・映画・小説、声優・俳優、エンタメ業界に”推し”がいるみなさま、あなたの”推し”の、”推し”の業界の、存続の危機が迫っているの、ご存知でしょうか。


来年、2023年10月から、インボイス制度というのが始まろうとしています。
簡単に言うと『フリーランス・個人事業主・中小零細企業 壊滅制度』です。


7月10日(日)は 参議院選挙2022 の投票日なのですが。

今回は特に、多くのクリエイター・フリーランス・個人事業主・中小企業の人にとっては インボイス制度廃止がかかった、重要な選挙です。


インボイスが始まると、零細事業者は経済的に終わることになります。
大増税か、廃業か、ってどっちに行ってもバッドエンド


それをくい止められる、最後のチャンスが、今、この参議院選挙2022で、国会をねじれさせること。


詳しくは STOPインボイス のサイトやまんがをどうぞ!


要約すると、インボイス制度って、免税事業者にとっては
『大増税+申告書大増量+身バレ+廃業』の危機、なのですよ……




なので、インボイス制度廃止、消費税廃止・減税を挙げている候補者に投票し、なんとしてでも止めてもらわなければならないのですが。

消費税がなくなれば、インボイスは制度そのものが消滅します。減税で軽減税率が複数存在するのが解消されれば、必要がなくなり止まります。)



そもそも消費税が不公正な悪税であり、免税事業者って言うのも、消費税を導入するときに反対勢力の口を塞ぐためのだまし討ちで入れられていた零細事業者の救済措置だった。優遇ではなく、救済だった(サラリーマンにある控除のような存在)。それを撤廃しようというのは約束の反故だし、いわゆる「益税」といわれているものもそもそも存在しない。裁判で判決も出てるし、税理士さんも断言してる。


三橋さんも言ってる。
『繰り返しますが、益税なんて存在しない。非課税事業者の価格設定(消費税込み)は、単に需要に見合った価格をつけているだけで、消費者から「税金を預かっている」わけではないのです。』


社会保障に使うといって消費税を増税したのに、実は法人税を下げる穴埋めに使われていた。社会保障、どんどん悪くなってるでしょ。
しかも今年余らせた国家予算、ほぼほぼ消費税の税収と同じだったって。要らんてことやん。
そもそも国家予算の財源は、税金ではなく、国債発行。消費税じゃない。



つまり、インボイスは消費税ごと要らない。



のですよ、本来。


で。インボイス制度廃止(消費税減税・廃止)を訴えている候補者は、私は埼玉選挙区なので、西みゆか氏か、梅村さえこ氏の二択でした。

(立憲の高木まり氏は、前党首えだのんが消費税減税にはあまり乗り気でなく先の衆議院選挙でせっかくの野党共闘をムダにしてくれたのでその秘書だったという彼女には不信感しかないので却下。私はね。党自体も積極財政派と緊縮派で内部分裂ぎみだし)


私は選挙では常に浮動票で「ダメダメの中からいちばんマシなダメ」を選んでいつもサクッと投票してきたのですが。


今回はすっごく悩んで迷って決めきれず、初めてわざわざ候補者の演説を聴きに行きました。
それもふたりとも二回ずつ。


というのも、先に言ったとおり、クリエイターにとってはこのまま自民党が有利な政治では、来年始まってしまうインボイス制度によって1000万円以下の免税事業者には経済的な終焉が迫っているからです。自分だけじゃなく、

"推し"のエンタメ業界、マンガ・アニメ・小説・声優・俳優業界、まるごと壊滅してしまう危機です。”推し”が”推し”を辞めてしまう危機。




なので、エンタメを愛する有権者は、今、あなた自身に影響がないとしても、あなたの"推し"が困ることになるかもしれないインボイス制度を止めるために、その票を使ってもらえると幸いです。絶対に棄てないで欲しい。





なんとしても、インボイス制度を確実に止めてくれる候補者を選ばないといけないのですが、それと同時に、クリエイターにとっては、表現の自由も同じくらい重要な問題なのですよ。


ひとたび表現規制されてしまえば、やがてあれもこれもと言論統制が進み、今はエロやAV・BLだけだったとしても、いずれ「表現」の名の下に政治批判や反対意見すらも規制され、なにもいえなくなる。かもしれない。それは、やがてクリエイターが創作的な終わりを迎えることにつながる。
だから「表現の自由」として「エロ表現」をなんとしても守ろうとしてる人たちがいるんですね。針の穴さえあけられたくない。すべて焼き討ちされるその時、誰も声を上げられなくなっている、ニーメラーの最初の一歩と捉えているわけです。




今回の選挙で、インボイスは絶対に止めないといけない。ただクリエイターとしては今回、同じくらい表現の自由も重要


(vsにするのホントやめてほしい。どっちも重要なんだよ……経済的な終わりか、創作的な終わりかで)



ってことで、散々悩んで決めきれず、、、

西みゆか氏か、梅村さえこ氏というふたりの候補者を凸って直に質問をぶつけてきた。


『表現の自由、表現規制については、どうお考えですか?』と。




結果、私はれいわ新選組の西みゆか氏に入れることを決めました。


どちらかには当選してもらわないとと思って、一時は90%くらい梅村氏の当落ラインを押し上げるために戦略的投票をしようかとも思ってたんだけど。止めた。


埼玉選挙区 のクリエイター諸氏、クリエイターを応援するみなさまには私は 西みゆか氏をオススメする。

インボイス制度反対を挙げてるふたりの内、

西みゆか氏は、表現の自由も「自分事」と捉えて「人権」ごと守ろうとしてくれてる。
自民党の表現規制案が通ってしまえば、言論統制で「最初に掴まるのは自分だよ」という危機感を持って。



で。同じ質問をしたら 梅村さえこ氏は、この件は不得意そうだった。

表現の自由より「現実の女性を守る制度を整えて、表現は規制すべき」って意見ぽかったし。財源も積極財政じゃなくプール分配論だったし。



もちろんどちらも「実在する女性の人権」は最大限に守られた上で、ね)




てことで私は、参議院選挙2022埼玉選挙区の
投票先を、れいわ新選組の西みゆか氏に決めました。

動きが小動物っぽくてかわいい人だったよ🐹



そして、西氏での懸念点だった「選挙カーの交通事故」。これに対しては、ちゃんと警察も呼んで、責任の所在も明らかにして、壊れたものの賠償もして、法的にも問題なかったと確認して(さすが弁護士)、問題視を書き込む人へは説明書き込みとかもしてたらしい。その後の対応はちゃんとやってたということを本人から聞けたので、とりあえず良しとする。でも安全運転でよろしく。

ってことで。

西みゆか氏に私の1票は託した。よろしく。





もちろん、れいわはちょっと……、とか、表現の自由は別に……、というインボイスだけ止めたいって埼玉選挙区の人は、梅村氏に入れて彼女の得票数を押し上げて、自民・公明・維新・「無所属の皮を被った国民民主(74)」な候補者を阻んでくださる分には大歓迎(埼玉の議席は4つ。衆議院議員の任期は6年間)。



コレはあくまでも、私がそう思って、こう入れた、という一例です。コレを読んで、あなたは別の人に入れるのも、賛同して埼玉で西氏に入れてくださるも、それはあなたの自由です(西氏に入れてくれたら嬉しいですが)。
誰に入れるのもあなたの権利です。ぜひ、この国の最高権力を行使(=投票)してください。
政治家が無視できなくなるくらい、投票率、上げましょ(今回の選挙結果次第で自民党一党独裁になって向こう3年国政選挙がない内にスルッと改憲され民主主義や基本的人権の尊重が憲法から消えてなくなって国民の意思表示たる国政選挙がこの先日本では行われなくなる前に)。


クリエイターやエンタメ業界を憂う方々。
"推し"がいる方々。
ぜひ、友人知人ご家族みなさまお誘い合わせの上、投票に行っていただけますと幸いです。



ただし、


白票は止めて欲しい。

それは、組織票を「後押しする」ことにしか、結果ならないから。(組織票を、所属する組織に言われるがまま入れる奴隷票・隷属票だ、と称してた方がいたけど本当にそう思う)

「入れるトコねえよって意思表明できるオレカッコイイ!」じゃないから。いちばんかっこ悪い「たくさん票を取った人だれでもいーよ~」って最悪な「白紙委任状」と同じだから。おねがいだからおねがいだからじぶんのいしでだめだめのなかから「いちばんましなだめ」をえらぶんだみんな。。。




インボイスに反対している候補者はこちらを参考にどうぞ。



みなさんにも、衝撃のままに自民へ投じるのではなく、あるいは放棄するのではなく、一度止まってじっくり考えてみてほしい。



自民党・公明党・維新はインボイス推進派。表現の自由案件に強かったり、個人でインボイス反対を言ってる人がいても、党是にはなかなか反対しきれず、ちょっと変えてお茶を濁すくらいでフリーランス壊滅制度は始まってしまうでしょうね。「”推し”の終わり」の始まりですよ……

ちなみに国民民主党、NHK党、参政党は、与党におもねる党だと思っているので、私は危険視しています。私はね。



もちろん、れいわにも賛成できないところは多々ありますよ。

党首の行きすぎとか、盆ダンスパーティーとか。もともと「お笑い」が肌に合わなかったりするし。それはどーなん??? ってこともネットで流れてくるし。でも、それでも、それらに目を瞑ってでも、今回はインボイスを積極財政の観点から止めてもらわないことには、生活できなくなる。

"推し"のエンタメ業界も、今までどんなに苦しくてもなんとか「好きだから」続けていたような続けられていたような声優、俳優、イラストレーター、物書きなどなどの表現者が、「生きるため」に、どうしても表現者であることを辞めざるを得なくなる。業界の、終わりが始まる。だから、入れるしかない。

まあ、れいわに限らず、政策マッチングとかやってみても、60%以上マッチする政党や候補者どこにもいたことないけどね……なんなら、自民や維新の候補者との相性度が高かったりすることもあるし。入れんけど。



今回は、インボイス制度廃止が、最優先なの。ってだけ。
(ちゃんと見張っておいて、れいわが間違えた方へ進んだら、次は別のところに入れて正せば良いだけ)政治って、そういうもの。政治家は、自分の代弁者。それを票に託すのが、選挙。



そういう感じで、実は比例も相当かなり悩んだんだけども。


れいわの大島九州男氏に、入れてきた。



直接会って話してみて、今いちばん「れいわに足りていないもの」を持ってる人だと、思ったから。党首の暴走を、しっかり調整してくれそうな感じだったから。政治家経験が豊富で、表現の自由はもちろん、さらに人権問題や、教育費、そしてなんと言っても、動物愛護の分野でも実績のある人。

この人に入ってもらって、れいわを「誰もどうにも止められない暴れ過ぎるどこかの馬の骨たち」から、「いざというときはキッチリ止められる人がいる暴れ馬たち」にしてもらわんと、と思った。そして、野党第一党にまで育てあげてほしいと思った。というか、国民が見張って育てないと、と思った(つか、今の立憲が第一野党としては弱過ぎるんじゃい。自民独裁の抑止力になりゃしねぇ……)。


れいわの長谷川ういこ氏にも会って話してみて、この方も積極財政のスペシャリストとして国政にいてほしいと思って悩んだけど、まずれいわをしっかりした「強い野党」に育ててから満を持して入っても間に合う人だと思った。もちろん、今回2人とも当選したらいう事ないけども。



個人的には、比例はあと一人、立憲民主党のくりした善行氏が気になってたんだけど。ジャニカさんが、自民党候補者と一緒に推しちゃったひとりだからなぁ……

インボイスは、「現行のものに反対」だけだと、党に従い「ちょっとだけ変えて施行」されちゃうんだよ……完全に「反対」して「廃止」を目指してくれないと。だから自民党候補者って選択肢は無し(私はね)。

個人的には、くりした氏は当選して国政で力を振るってほしい仕事のできる筋肉マンだと思うけど。ムチムチ筋肉苦手だしな……。。。



ってことで、散々迷って悩んで会いにいって考えて考えて考えて、結果、選挙区も比例もれいわの候補者になった。
前日投票も済ませてきた。まかせた。よろしく。


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今日、日本にとって、とてもショッキングなことが起こったけれども。
選挙は選挙。一時の勢いの同情票ではなく、考えた末に、こうであれと願う未来を託せる候補者・党に票を投じるのが、良いと思う。



暴力で言論が封じられない、うつくしい国であれと心から願って。





「たった1票で何も変わらない」?

いいえ。過去にたった1票で当落が分れた選挙もあります。

『1票差以内で当落が決まった選挙の数は……?

2021年に行われた選挙のうち、10票以内の差で最下位当選者と次点で落選した候補者が決まった選挙は50、その中で1票差以内で当落が決まった選挙は12ありました(得票同数でくじ引きとなった3選挙を含む)。

得票数が同じだったためくじ引きで当落が決まった選挙(0票差):3選挙


あるんですよ。1票差当選。

って言うかね。今回の選挙は、たった1票でも投票しに行かないと、「なにも変わらない」んじゃなくて、「悪化する」の。そういう選挙なの。今回は特に。戦争まっしぐら。




「投票の仕方が分からない」?

書いて入れるだけ。かんたん。

ただし、選挙区は「候補者名」、比例は「候補者名」か「党名」しか書いちゃダメ。「がんばれ!」とか「まかせた!」とか、とかとか、余計なこと書くと、無効票になっちゃうよー!気をつけて。




「誰を選べばいいか分からない」?

この選挙で”推し”を護りたいなら、インボイス制度に反対表明してる人を。表現の自由も守ろうとしている人なら、最高。
ただし「自民・公明・維新・国民民主・NHK党・参政党」以外で。ここらは、「党としてインボイスに賛成」しちゃってたり、与党におもねちゃってるから、なかなか難しい(と私は思う)。

こちらの方が、インボイス制度反対候補者を色分けしてまとめてくださってるので、ご参考まで(ありがとうございます)。


棄権や白票は、どんな思いでそうしても、
結果「組織票の後押し」になっちゃうから危険。


「他にどんな政策を挙げてるのか知りたい」?

○×でチェックできるよ!


あなたの票を棄てないでいただけると幸いです。
1票で、変えようぜ。

コレも見てー。消費税は要らーーーん!!!


実は今、国民主権や基本的人権も、サラッとなくされそうでヤバい状況だったりする日本。この先3年大きな国政選挙がないから、与党が勝っちゃうと政府に都合の良いように改憲されて独裁国家へまっしぐら。の危機。

それも自民党案での改憲は、かの「元首相の悲願」だったりするから、相当数の同情票が一時の感情で集まっちゃいそうで、超危険。独裁まっしぐら。

「時代に合った憲法に変えるべき」ではあるのかもしれないけど、でもそれは世界的パンデミックの最中の「どさくさ紛れ」ででも、一党独裁下の「議論無し」ででもないと思うんだ……





財源は税金じゃなく、国債(国庫債券=通貨)発行。
その元になるのは、日本国民が提供する労働力や製品やサービス。
自国通貨建ての日本の財政は破綻しない。これは財務省も認めてる。

税金というのは、財源ではなく、インフレ高騰したときの熱調整弁。クーラー。「日本はデフレ(極寒)にクーラーガンガン効かせてきたおバカ政府だった」って、失敗例としてカナダで学校の授業に使われるほどの経済音痴な(財務省の言いなりな)自民党政権だったのだよ……
……国民が凍え死に絶える前に、消費税止めようぜ……。。。

(私のこの辺りの知識は、三橋貴明さんや、月刊三橋で学んだことなので、「ホントかよ!?」って思う人は、そちらをぜひどうぞ!)




あ。埼玉選挙区には、大麻押しとピエロがいるから、気をつけて???






自分と、自分の”推し”の未来のために。
選挙、行こうぜ。
(まだ)日本の主権者たる、有権者……


投票日は7月10日(日)
時間は投票所による。要注意。
9日も期日前投票できるよ!






お読みいただきありがとうございました。


トップのイラストは、みんなのフォトギャラリーからお借りしました。
ありがとうございますmm






会って話せる選挙戦は、もうなくなるかもなー……。。。


#私たちの選挙



※7月12日追記

先の参議院選挙が、与党側圧勝で終わってしまったので、インボイスはもう施行される方向で突き進むのでしょう。消費税増税も待ったなしです。
でも、選挙で問題がだいぶ可視化されたので、反対の声はますます強く上がっています。止めたいと思ってくださる方はぜひ、お近くの候補者や政治家で、選挙でインボイス反対を唱えていた人たちに、「選挙戦で言ってたやないかい!」と圧力を掛けていただけると幸いです。
署名活動も、選挙後に1万5千筆以上増えたそうです。ぜひ。

(選挙前にTVメディアはインボイスの問題を一切放送しませんでした。要らんそんなメディア……怒)



※7月22日追記

自民党・公明党・維新・参政党……カルト教団にガッツリ汚染されとるやないかい……そりゃ、日本沈むはずよね。。。
日本を日本人を蔑んでるカルト教団が、日本の政治の中枢に巣喰ってるんだもん。教育やメディアにも蔓延ってるんだもん。
主権者たる国民が、「どうせ変わらない」と、政治から目をそらし続けてきた成果ですよ。
「選挙に行かない」からですよ、棄権した約半数の有権者……


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