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忙しい4月に向けてインプットを強化しよう!

今日は2022年3月30日、今年度も残りわずか。明後日から新しい年度となりますが、今年は4月の法改正が多いですね。

ということで、人事労務管理に携わる人がチェックすべき法改正について一覧にまとめてみました。

4月の改正が6つも・・・
社労士事務所の4月はただでさえ忙しいのに・・・
こんなこと思ったことありません?

3月で36協定の更新が切れる。今年度の残業時間をチェックして、顧問先に更新の案内をしないといけない・・・

事務組合に加入している顧問先に特別加入の更新案内と給与データの回収をしないと・・・労災保険区分、雇用保険区分のチェックも・・・

健康保険と介護保険料率変更の案内を・・・

給与を受託していない顧問先は雇用保険料率変更案内もしっかりしておかなければ・・・

4月1日入社の手続きの準備が・・・漏れがないように・・・電子申請の申請忘れも防がなくては・・・

私たち事務所チームの4月の取り組み

現在、私たちは社労士事務所と顧問先が労務管理を一体となって行うためのクラウドサービス「FORROU」の開発を行っています。
最近の社労士事務所は、電子申請がスタンダードになりつつあります。10年前と比べると行政に書類を提出する作業はとても楽になりました。しかし、生産性の向上を目指すとなると、電子申請や事務所内の業務効率化を図るだけでは限界があります。

保険料のお知らせをChatworkで送っておきますねー

給与データをCSVに出力してメールで送ってくださいねー

入社連絡はこちらのエクセルにデータを入れてくださいねー

このようなことを言うのは簡単ですが、顧問先が協力してくれなければ実現できません。

ということで、現在私たちは、新しい社労士事務所とその顧問先のためのサービスを開発しています。

「顧問先とデータをやり取りする」から「顧問先とデータを共有する」

この仕組みを研究し、4月の業務効率化を目指しています。


法改正の知識仕入れはセルズアカデミーの動画でチェック

私たちは社労受験講座事業を行っています。

毎週、土曜日にZoomでライブ配信による講義が行われ、現在、約100名の受講生がセルズアカデミーで社労士受験合格に向け勉強しております。

社労士事務所にとって、知識の仕入れは、1つの業務でもあります。
Youtube動画やビジネスガイド等の雑誌でも知識の仕入れができますが、社労士が関わる法律を社労士受験生と同じような感覚で知識の仕入れができれば、実務の質も向上します。

例えば、今年の4月の年金改正といえば社会保険の適用拡大ですね。
でもそれだけではありません。60歳前半の在職老齢年金、在職時改定、繰り下げなども改正されています。実務で頻繁に向き合う機会は少ないものの、社労士として、また社労士事務所の職員として知っておくべき改正について、社労士受験生と同じ視点で学習できます。

こちらはセルズアカデミーで公開している講義動画アーカイブです。

弊社の社員はこちらの講義動画を閲覧するためのID・PWを無償で提供しています。いつでも気軽に自分のスマホで閲覧できます。

社労士の資格を取得して15年以上経過している私も、車で移動する際に2倍速でチェックしています 笑


受験勉強と実務は違うと言うけどやっぱり基本は大事

最近、セルズアカデミーの講義動画を見ていてちょっとした気づきがありました。

労基法で1日8時間以上就労するのは法律違反、36協定を提出することで残業OK!という認識でしたが、本来36協定は、事業主の罰則を免除するものであり、残業するには労働協約、就業規則の記載が必要、

本来の趣旨をしっかり理解した上で、実務と向き合うことが大事ですね!


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