オンライン対話型鑑賞で原爆の図「第三部 水」を鑑賞

埼玉県東松山市にある「原爆の図 丸木美術館」。
原爆の図は、丸木位里&丸木俊夫妻による30年以上の歳月をかけた全15点の連作。原爆の数日後に広島に駆けつけた夫妻が、爆心地付近で暮らす人々の記憶から作品を制作。原爆の情報規制が敷かれる中で展覧会の中で原爆を伝えていたそうな。

今回は原爆の図「第三部 水」をオンラインで対話型鑑賞。

対話型鑑賞って作品や作家が身近に感じられるところが好きだけど、一つひとつの描かれている意図と向き合うことで、映画のような追体験を感じることもできる。

原爆という重いテーマを扱っているので、ひとりで鑑賞すると重さを感じすぎてしまいそうだけど、対話型鑑賞だとみんなで鑑賞を進めるので心理的な負担が緩和される気がする。

インタビューを記事や映像にする表現もいいけど、絵に書くことで伝えられるもの・生まれるものもある。

社会問題を扱った作品x対話型鑑賞の可能性も感じた。
SDGsの文脈で、テーマに合った作品の対話型鑑賞をすることでも、問題の理解を促すことはできる。

今後も原爆の図を使ったオンライン対話型鑑賞はやるそうな。
第一部~第三部までやったようなので、次は「第四部 虹」かな。

【54周年開館記念日特別企画】生配信!オンラインでめぐる丸木美術館「原爆の図」ってなに?


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