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デザイナーが自分でイベントを作るメリット【イベント前編】

『イベントは参加するより、自分で作る方が利点が多い?』
私は、イベントをいくつかやっているので、その体験をシェアする記事を書いてみたいと思います。

続編は、イベントの開始・運営詳細みたいな感じで予定してます。

まず、私は、デザイン系だと、下記のようなイベントに携わってます。
・現代ブランディング勉強会(60-180人規模)/オーナー
※休止中ですが、近日復活します。
・Creative X at DMM(400人規模)/プロデュース
・dotfes at 渋谷ヒカリエ(600人規模) /プロデュース

イベントは参加するよりは、作る方が労力的には大変なのは間違えがありません。大きなイベントともなると、半年近くもなんらかの準備をします。

そして、デザイン系のイベントの場合、黒字を出すことは基本的に無理と考えた方が良いと思います。
理由としては、デザインやエンジニアリングなどのイベント入場料は、0 - 1000円ぐらいに定着しつつありますが、
それは、大企業などが、採用、研究系協賛目的として、活動費などを提供しているためです。

そうなると、個人イベントの場合、場所を借りただけで赤字となります。
例:場所代10万=100人×1000円。
さらに、飲食物、機材、人などのコストは足が当然でます。
イベントで黒字を目指す場合は、デザイン系イベントだと、パワフルな協賛がいない限り難しいでしょう。

にも関わらず、作ってみるもの悪くないと思える理由を並べてみます。

イベントを作るメリット

①テーマを自分で決められる
私はこれが一番の動機となっています。

普段いろいろ見たり、聞いたりして、これは面白いな、すごいなと思うものはみなさんもそれぞれあると思うのですが、それをコア(議題)にして人を集めて、意見を聞いたり、聞いてもらったりすることが単純に面白い
です。

これの重要性がイマイチピンとこない人は、イベントをアプリなどで検索した時に、どれくらいストライクのものがひっかかりますか?
日程、場所、テーマがピッタリ合わなかったりすることは多いと思います。
特に私が行きたいなと思うイベントはマニアックなものも多いので、ただただ待っているより自分で作る方が早いというところもあります。


②会いたい人・呼びたい人にアプローチできる
ここを一番の醍醐味にあげる人は結構いると思います。
普通に考えると、有名な人は忙しいです。様々な依頼メールもたくさん来るでしょう。しかしイベントの登壇となると、広報的なコスパも良いので、意外と受けてくれる人もいます。うまくいけば会議や登壇での共演が可能になります。
有名なデザイナー、キャリアのあるデザイナーが出てくれなくても、今はもう外に積極的に出たり、情報シェアを行う時代かとも思うので、切り替えて他の会いたい人にアプローチしてみましょう。
※だからといってグイグイ行きすぎるのも、一般常識的にはNGかとも思います。

私は同業界より、他業界のエース達と知り合ったり話したりするのが刺激的だと考える方なので、その軸にあったアサインをすることが多いです。これも主催だから決められる点ですね。


③登壇者と観衆として話すことができる
1参加者として出る場合、いろいろな人と話したい場合は、自分から声をかけ、自己紹介から始まるのが基本
となります。

しかし、登壇した場合は、すでに相手は自分のことを知っていますし、何を話したいかもクリアにしてくれているケースが多いので、単純に懇親会の時間などの濃度が上がります


④運営・登壇者のみのイベント
私は疲れ果ててしないことも多いのですが、打ち上げなどの内輪イベントで登壇の裏側やより細かい質問などもフランクにすることができます
登壇してくれた人とは、その後も話をしたり、仕事をしたり、飲み友達になったりすることもあります。


⑤フォロワーやオウンドメディアの形成ができる
個人はお金や人脈に限界がありますので、フォロワーを毎回貯めておけると、何かやろうとした時に、発信できる相手がいて大変に効率的です。
企業などのようにお金でマーケティングをしようと思ったら、とんでもないお金がかかるためです。


⑥とりあえず、楽しい
まあ、人が集まってワラワラするだけで楽しいもの
です。


ということで、まとめると
『自分な好きなテーマを、呼びたい人とできる可能性がある。
それはイベントにただ参加するだけでは、難しい』
です!


伝えておくイベントを作るデメリット
細かくは、また次回書きますが、
・お金は儲かりません(むしろすごい赤字でます)
・すげー労力使います。一緒にできる人、協力できる人がいた方がよいです

また、次回!
では:)