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自動運転に関わりたい社会人の基礎/実現性を見極める4つの指標(3.法規制)[20]

どうも、阿蘓です。
有用な自動運転関連の技術・ビジネス・ニュースを1日1回1分程度で読める記事にして配信する「1日1分自動運転ブログ」
今回は、自動運転の実現性を測るための4つの指標について③
#自動運転  #AI #電気自動車 #IoT #エンジニア

自動運転は実現する。
自動運転社会は必ずくる。

信じて疑わないことはいい事ですが、社会人になり自動運転開発やビジネスを行う立場であれば、もう少し冷静に自動運転の実現性について考えなければなりません。ビットコインの時のムーブメントのように無条件で技術や未来を過信することはいけませんよね。

そこで、以前、記事にもしましたが、正しく自動運転を理解するための4つの指標をちょっと説明します。

4つの実現性指標
1. 技術的成熟度
2. ビジネスモデル
3. 法規制
4. 社会的受容性

3.法規制

3つ目は、法規制です。
新しい自動運転機能を搭載したシステムを市場に出す時に、法規制により不可能であればどうしようもありませんよね。
新しいシステムであれば、それは法律に則って合法的に運用可能か見定めなければなりません。

道路交通法とジュネーブ条約

まず、道路交通法には、どのような規制が現在あるのでしょうか。道路交通法第70条には、以下のような一文が記載してあります。

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