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第72回エミー賞の受賞作品決定

発表から数日経ってしまいましたが、今年のプライムタイム・エミー賞の受賞作品が決まりました。wikipediaによると「プライムタイム・エミー賞」とは、アメリカ合衆国で夜間のプライムタイムに放送される優れたテレビドラマやバラエティ番組を表彰する賞。(中略)単に「エミー賞」というと通常はこの「プライムタイム・エミー賞」のことを指す。らしいですが、特にドラマ部門は映画でいうところのアカデミー賞的な部分があります。

ということでナラティブ周りの賞を見ていくと

・ドラマ作品賞は『キング・オブ・メディア』(HBO。『サクセッション』というタイトルでも出ています)
・コメディ作品賞は『シッツ・クリーク』(CBC。見たことありません)
・リミテッドシリーズ作品賞は『ウォッチメン』(HBO)

HBO相変わらず強いですね。ちなみに日本ではコメディもシリアスなドラマも、シリーズはどちらも「ドラマ」と呼ばれますが、アメリカは「コメディ」と「ドラマ」でしっかりとジャンル分けされています。さらにコメディはフォーマットとして30分枠が多かったのですが、「ドラメディ」というドラマの中にちょっと笑える要素が入ったジャンルで1時間枠におさまる作品も多く、よく「面白くないコメディ」とか揶揄されています。

それはさておき、ちょうどネットワーク毎の受賞数をまとめた記事がDeadlineに出ていましたので、ここにちらっと共有したいと思います。リストが長いのでトップ5だけ。
1.HBO 受賞数:30
2.Netflix 受賞数:21
3.Pop TV 受賞数:10
4.Disney+ 受賞数:8
5.NBC 受賞数:8

やはりHBO強しです。

さらに番組毎の受賞数ランキングもあったので、こちらも。
1.『ウォッチメン』(HBO)受賞数:11
2.『シッツ・クリーク』(CBC)受賞数:9
3.『キング・オブ・メディア』(HBO)受賞数:7
4.『マンダロリアン』(Disney+)受賞数:6
5.『ル・ポールのドラァグ・レース』(VH1)受賞数:6 *リアリティ番組

という感じです。まあドラマに関しては完全にHBOとNetflixの2強ですよね。他のネットワークも良い作品を出しているけど、この2チャンネルほどの継続性がない。そこは財政力の差ですかね。

#海外ドラマ #エミー賞 #HBO #Netflix #ネットフリック #Disney