見出し画像

息子を殺した元農林省事務次官、実刑確定

 写真は、播磨灘明石の藤江辺り、松江海岸かもしれない。明石原人の骨が見つかった場所の海辺です。夕暮れで、ここ数日あまりの寒さに震えて、ろくに散歩もしてないフレイル状態です。

 一昨日の新聞に、2年前、暴れる息子を殺害した元通産事務次官熊谷英明氏の控訴審判決があり、上訴せず懲役5年が確定、収監されたそうです。

いろいろ記事があり、同じころの池袋母子交通殺傷事故と相俟って、上級国民・エリートの犯罪がクローズアップされていました。特に、この熊谷さん、BSEに絡んで様々な影響があり、引責辞職や天下り画策、チョコ大使就任そして娘さんの自殺など、一般ではあり得ない状況であったようです。

 事件前の状況は、別にエリートじゃなくても、大変だったと思います。私自身、娘が精神疾患で障碍者ですので、その厳しさ、つらさは十二分に共感するところです。様々な場面で、社会の冷酷さは我が身をもって痛感しております。

 東大卒、上級試験合格の後、霞が関での仕事、大変だったと思います。

功成り名遂げた挙句、息子は、精神障害、偉大なる父の重圧、本人に理由があるのか、いろいろ理由は考えられます。しかし、結果は、殺人、その償いとしての懲役刑、73歳という高齢で受刑、しかも元エリート官僚、刑務所に入ってしまえば、その辺の覚せい剤や窃盗と同じ処遇、カルロス・ゴーンのように病室で単独収容はまずないと。鈴木宗男や山本譲二、江夏豊、清原和弘、有名人たくさん受刑して、刑務所も慣れたのではないかと思うぐらいです。それなりに過ごすことでしょう。

 老いさき短く、こども二人、亡くなり奥様だけ待っておられるものと思います。犯罪に、原則上下はありません。あの母子殺傷犯人が存命中に罪の償い、反省をするよう祈るばかりです。

 犯罪は、被害者が一番気の毒です。場合によっては加害者も気の毒と思うこともあります。裁判官は、受刑の実態はご存じなのでしょうか、三権分立で、それは行政の仕事を割り切って、懲役5年とするのでしょうか。やはり上級国民なんでしょうか。

 私自身、つい頭にきて、ぶっ殺したろうか、と思うことはあります。それを止めるのは、やはり、刑務所でしょう。まちがいなく。だって警察官怖いもの。自由もないし。夏はエアコンなし、冬は暖房なし。当然ですけど、悪いことしたんだから、国民一部を除いて、みんなそうあるべしと思っています。一部とは、悪い人、政治家(この前の失言者を含めて)や犯罪者。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?