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不動産業界の裏側を暴露①(おとり広告とAD物件優先紹介)

おとり広告

みなさんもお気付きかも知れませんが、現在の不動産・建築業界は、ネットの不動産情報サイトに多額の広告枠を支払って集客することに依存しています。多くの会社が広告競争にしのぎを削っているのです。

あなたはネットで物件検索をしていて、問い合わせをしたら「あの物件はご成約しました」とか「あれ、同じ物件が複数掲載されている」と不思議に思ったことはありませんか?

また、写真が綺麗だったので実際に見学したら、がっかりしたことはありませんか?

これは、すべて広告競争の弊害です。物件掲載の目的が物件の真実を伝えることではなく、不動産会社がお客さんの個人情報をいかに取得するかに重点を置いているかがわかりますよね。

あまりに過酷な競争が、物件の真実を伝えることよりも、「成約済みの物件もしばらく載せておけば、その分問い合わせがくる」とか「いかに他社よりも綺麗に撮影するか」という状況に拍車をかけてしまっているのです。

テレビCMでおなじみのネットの不動産情報サイトは、実は、不動産会社の広告の寄せ集めで、探している人のためのサイトというよりも、集客したい不動産会社やハウスメーカーのためのサイトです。

AD物件優先紹介

また、賃貸営業担当者は、広告料(AD)つき物件を優先して紹介してきます。なぜかというと、この物件を決めると、管理会社や大家さんから広告料(AD)がもらえるからです。

物件によって広告料(AD)は違いますが、賃料の50%~200%と様々です。営業にとってはこのような物件で決まると売り上げが当然よくなるのでこういった物件を勧めてきます。

仲介手数料無料!を謳っているところは、その分を貸主から受け取っているのです。だって、手数料収入だけが商売の肝なのに、お客さんからそれを受け取らないとしたら、じゃあ、その分の埋め合わせをどこかでするよね~って、普通に考えればわかりますよね。

しかも、この広告料(AD)つき物件というのは、裏を返せば、広告費(AD)を払わないと決まらない物件であるという意味合いもあるので注意が必要です。

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