統合化へ向かう12の資質について。

両サイドの性質や癖をよく知ってそのどちらにもよく
なじみながら、どちらにも染まらずに両方の中間点に
存在できるようになることが本当の進化です。

古代エジプトのことを著した文献に
「十二の対照的な資質」というものがあります。

      沈黙ー話す
     感受性ー耐久性
      服従ー統治
     謙虚さー自信
 電光石火の速さー慎重さ
全てを受け入れるー違いを見抜く
     戦う力ー平和
     警戒心ー勇気
  何も持たないー何でも使いこなす
誰にも縛られないー誠実に向い合う 
  死への無頓着ー生命の尊重
     冷徹さー愛

人間はその存在形態からして男か女のどちらかでしか
生まれてくることができません。

これはつまり私たちはそのままにしていれば無意識的に、
上記の事柄のうちのどちらか一方に位置してしまい、
反対の要素を失ったり、軽視してしまいやすいということです。



映画もののけ姫の中に出てくるシシガミ様は
一歩歩くごとに草花が生えては枯れてと一巡します。
これはシシガミという存在が生でも死でもない
その両極の中間にポジションしている存在だからです。

ボブ・ディランは多くの反戦歌的な歌い民衆の
代弁者的な存在になりましたが抗議運動やデモには参加せず
あくまでシンガーソングライターとしての立ち位置を譲りませんでした。

気をつけなければいけないのはどちらにも寄らない、という時に
両サイドの世界観によくなじんでいないうちから片方だけの世界観に
一方的に染まってしまうことです。

良い通訳者は両方の言語に精通しているだけでなく
双方の文化にもよくなじんでいるということです。
人は人生のある時期に差し掛かるとこれまで蓋をして
見て見ぬ振りをしてきた事柄に直面せざるおえない
ような状況になります。

実はそれが自分のこれまでの価値観から疎外されたきた片割れです。
それはこれまである一方を重視してきた人格からすると
とても厄介で激しく感情を揺さぶられるほどのインパクトを
本人に与えます。



この現象は当人にとっては大事件レベルの出来事ですが
もっと上の次元からの観ると「そろそろこちらへおいでよ」
という統合化への招待状そのもの。

今いる自分のいるステージでのピースを全てコンプリートすること。
これが次のステージでの確固たる土台となります。
今夜の山羊座の新月は私たちの統合化を足元から支えてくれています。



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