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長崎での「お気に入り」

(だいぶ前の話になりますが、)ついに長崎での生活とさようならしました。
なんだかすこし寂しい、まそん (máscara-sonrisa)です。

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大学進学を機に九州は長崎県長崎市に住むことになり、この地域の大学に通いつつ生活したこと約4年。

今回は、長崎での約4年間の生活の中で生まれた「長崎での個人的なお気に入り」をすこし紹介したいと思います。ちなみに、食べ物の話ばかりです。

「長崎(市)に住んでいないと/長崎に行かないと、もう手にすることは難しいのよなぁ〜。」と懐かしさに入り浸りながら書いています。

(※一部敬称略で書いています。)

岩永梅寿軒のカステラ

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もちもちで優しい甘さのカステラといえば、岩永梅寿軒のカステラ。

このお店のカステラは、ふかふかで食べるとふんわりと甘さが口の中に広がって、たちまち幸せな気持ちになるんですよね。

大学の先生に教えていただいたのがきっかけでこのカステラを知ったのですが、それ以来実家への帰省の際にはいつも購入して帰っていました。実家で切り分けて、家族で一度に食べきれなかった分はタッパーに入れて冷蔵庫で保存して。

まあカステラ大好きな筆者なので、切り分けたカステラが余ったとしても結局一人でパクパク食べてしまうのですが。(このことを見越していつも多めに購入していた。)

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こちらのお店、1日に販売するカステラの個数が決まっているため、日によっては朝10時に開店してお昼頃には完売している、なんてこともあるようで。

そのため、「購入するぞ!」と決めた日には、開店と同時に買いに行けるようにその日の行動計画を立てたりしていました。


長崎新地中華街の製麺屋 「三栄生麺(有)」

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こちらも帰省する前にはいつもちゃんぽん麺を購入しに行っていた、長崎新地中華街にある「三栄生麺(有)」さん。

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実家に帰った際は5人分くらいを一気に作って、家族みんなで昼ごはんに食べたりしてました。

一番最初にお土産として買って帰った時は、中華鍋ではなく普通の鍋でやや煮込んで作ってしまったため、うっかり完成品が煮込みラーメンみたいになってしまったのは苦いような面白い思い出だったり。

ちなみに三栄製麺さんに行った際には、いつも角煮まんじゅうを一緒に購入してました。その場で食べたり、中華街をぶらぶら歩きながら食べたりして。(角煮まんじゅうもこれまた美味しいんですよね。。。)


諏訪神社真横にある「月見茶屋」

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長崎市の諏訪神社すぐ近くにあるお店で、メニューはお餅やお抹茶のほか、うどんやそば、丼物など。たまに食べに行ってました。

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いつも私が注文しいてたのは、肉+玉子とじのうどん。

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細めのおうどんとダシの効いたスープが、寒い時には特に身に染みる。また、ふんわり卵と牛肉にも程よく味が染みていてGOOD。

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(※写真は2018年時点のもの。)

あんこ餅ときなこ餅のセットである「お諏訪のぼた餅」は、注文したら同一値段内で個数が選べるという面白いシステム。(確かそれぞれ5個ずつまで頼めたかな。)

お店の人曰く、「料理を頼むついでにお餅も食べたいけれど、決まった個数(多分5個ずつ)が来てしまうと食べきれない。」というお客さんの声を受けて、値段はそのままでお餅の個数を自由に選べるようにしたのだそう。

でも、お腹が空いている時にうどんと一緒にぼた餅を注文しようとすると、ついついお餅の個数多めに頼みすぎてしまうのですよね。。。最後にお腹パンパンになってしまうやつ。


ちゃんぽんをたまに食べに行っていたお店

話は少し脱線しまして、私が長崎で居住していた地域に関してなのですが、入学してから最初の3年半くらいは大学近くのアパートに住み、途中1年間のメキシコ留学(休学)を挟んで、留学から帰ってきて以後の約9ヶ月間は市街中心部*の方で暮らしていました。

(*長崎駅や市立図書館、浜町のあるあたり。通っていた長崎大学の文教キャンパスからは、路面電車で20〜30分くらいかかる。)

大学周辺に住んでいた頃は、以前noteに投稿した「ローカルなちゃんぽん屋」についての記事で紹介した店舗へよく行っていたのですが、市街中心部に住むようになってからは、また違うお店を知って食べに行くようになったりしました。

以下に2つのお店を紹介します。

●かどやラーメン 浜町店

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浜町にあるラーメン屋さん。座席はカウンターのみ。

私はいつも普通のちゃんぽんを注文していましたが、ちゃんぽんだけでも数種類あるようでした。野菜たっぷりなのが嬉しい。

・住所:〒850-0853 長崎県長崎市浜町6-23
・最寄り駅:電停「観光通り」or 電停「思案橋」


●中華 大八 駅前店

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長崎駅の近くにある中華料理屋さん。ちゃんぽんや皿うどん、ラーメンのほか、おでんもあるお店。

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だいたいいつもちゃんぽんを頼んで食べてました。(撮った写真を探したら、皿うどんしか見つからなかったという痛恨のミス。)

・住所:〒850-0057 長崎県長崎市大黒町8-13
・最寄り駅:電停「長崎駅前」


かんころ餅

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切ったかんころ餅をフライパンで焼いている場面。

大学入学以降に、さつまいも大好きな私の好物になったのが「かんころ餅」。

かんころ餅とは長崎県の島・五島列島の名産品で、天日干しにしたさつまいもと餅を混ぜ合わせたもの。かんころ餅の持つさつまいもの風味と素朴な甘さの虜となり、今まで食べた回数は数知れず。

フライパンやオーブンで焼くと、焦げ目がついて熱々&ふかふかでもっちりになって最高なんですよね。大好き。

初めてかんころ餅の存在を知ったのは、大学1年生の冬に行った長崎ランタンフェスティバルにて。唐人屋敷跡を訪れた際、あるお店の人からかんころ餅の試食をいただいて、そこで初めてかんころ餅の味を知って以来、ずーっと自分の好物の1つになっています。

またこの時から、冬に実家へ帰省する際にはかんころ餅も買って帰るようになりました。以前は冬季のみ手に入るものでしたが、最近は五島のお土産としてもよく知られるようになり、通年で購入できるようになっているみたい。


ちゃんぽんスープの素

たまに購入して、よく家でちゃんぽんとか作ってました。食欲が落ち着いてきたここ数年は、たっぷりの野菜と肉だけの「麺なしちゃんぽん」もしくは「ちゃんぽんスープ」を作ることが多かったですね。

ちゃんぽん大好きな私にとって、どこのスーパーでもちゃんぽんのスープが手に入り、いつでも家でちゃんぽんを作って食べられる環境であったことはとても幸せなことでした。

そういえば、大学在学中に「なぜ、長崎の人はちゃんぽんのお店について尋ねられると、リンガーハットを勧めるのか?」の理由についての記事もnoteで書きましたね。

学部で一緒だった長崎出身の同級生から聞いた話を元に書いたもので、今読み返してみても興味深く感じます。


以上、長崎での大学生活を通してできた、「長崎での個人的お気に入り」の紹介でした。

また長崎を訪れることが叶った日には、ぜひお店に足を運んで再び食べたり手に取ったりしたいなぁと思っています。


*ヘッダーの写真は、稲佐山展望台から撮影したもの。


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