④プロミュージシャンを目指す人には必ず読んで欲しい(メジャーとインディーズのメリット、デメリット)
③↑ではCDリリースまでの流れをお話しいたしました。
ここではメジャー、インディーズのメリットデメリットについてお話ししていこうと思います。
・メジャー流通を持つレコード会社のメリット
まず一つは圧倒的な宣伝力です。
多額の費用をかけて多くの人にアピールする事が出来ます。
もちろんですが全国どこからでもCDを買うことが出来ます。
そしてドラマやアニメのタイアップを獲得出来る可能性もあります。
音楽雑誌にも載りやすく音楽番組や、店舗でも大きく扱ってもらえる可能性が高いです。
イベントの規模も大きく、多方面でアピールする場を設けられ、余計な事は考えず、音楽活動に尽力を注ぐ事が出来ます。
もし活動が終了した場合でも個人の実力さえあれば、演奏者ならスタジオミュージシャン、作曲家などの個人では取りづらい大きな仕事をもらえる可能性があるのもメリットです。
・メジャー流通を持つレコード会社のデメリット
一方で多額の費用をかけた分、回収が出来ないといけません。
ペイラインを超えられずに赤字を背負ってしまったら、契約終了の可能性が高いでしょう。
求められるクオリティや、ペイラインも高く、宣伝したのにもかかわらず売れなかった、となると世間のイメージも悪くなりやすいです。
そして次のCDリリースはやってこないかもしれません。
印税などの分配に関しても取り分が低い為、大きく売れないと稼ぎにはなりません。
さらに他の所属アーティストのレベルも高いです。
激しい競争に勝ち続けなければなりません。好きな音楽や、やりたい表現も出来ない可能性は非常に高いです。
高い忍耐力と適応力が必須になるでしょう。
・インディーズのレーベルのメリット
自分が考えたコンセプトを大きく表現することができます。
自由度が高いので、CDリリースのスケジュールや、イベント等、かなり融通が効きやすく仕事を選ぶのも自分に権利がある場合もあります。
さらに低コストで制作される分、売れればその分大きな稼ぎになる可能性があります。
今の時代、上手くSNSの活用が出来れば大ヒットさせる事が可能になりました。
全国流通の形態(インディーズデビュー)もメジャーレーベルと変わらず全国どこからでもCDを買う事が出来ます。
ネット販売やサブスクへの登録も可能です。
・インディーズのレーベルのデメリット
プロモーションにはかなりのスキルが必要になります。
個人のプロモーションや宣伝も必須で
、音楽活動よりも時間を割く事になるでしょう。
しっかりマネタイズが出来る様にならないといけません。
それを怠ると活動を続けること自体が不可能になってしまいます。
そしてイベントやライブに関しては、大きな会場を抑えるのが困難です。
小さい会場から地道に活動していく事になるでしょう。
以上が私の所感です。
このnoteでは今後、楽器の演奏技術や、作曲理論、DTM、プロになる為にやるべき事などを記事にしていきたいと思いますのでフォローやいいねの方、宜しくお願いいたします。
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