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人事採用担当のホンネ!就活生の質問”インターンは就活に有利?”に答えます!

「インターンシップ」という言葉を最近よく聞きますね。
特に大学3年生は、夏休みを明けて学内で
インターンシップについて熱心に語り合っています。
私に寄せられる質問の中で、一番多いのは
「インターンシップって行った方がいいですか?就活に有利ですか?」
というものです。

まず、インターンシップとは何でしょうか?

そもそも
「インターンシップって英語だけど、日本語で言うと何なんだろう?」
学生に尋ねると・・・
「業界研究ですか?」「会社説明ですか?」
という答えが返ってくることが多々あります。
意外なことに、多くの学生は
「インターンシップが何か」を正確に答えられません。
「インターンシップ」という言葉は
既に和製英語になっているんだなあとここ数年感じています。

知っている人も多いと思いますが
インターンシップについて
再確認しておきましょう。

インターンシップとは何か?
=「就業体験」
です!!

【インターンシップとは?】
インターンシップとは、実際の職場での仕事を通じて、
特定の業界や企業の職場文化を理解し、職場での適応能力を高め、
就職先を選ぶ際の最適なマッチング機会です。
インターンシップを通じて、特定のスキルを向上させる機会も提供され
社会的なコミュニケーションスキル、交渉能力、主体性、問題解決能力、
プレゼンテーションスキルなど、
さまざまなスキルが磨かれ、自己成長の機会となります。

さて、このようなインターンシップの目的は実際、実現されているでしょうか?
綺麗事は置いておいて
私は人事担当者の立場から、学生に対して
「インターンシップに参加した方がいい理由」を本音で語りたいと思います。

【インターンに参加した方が良い理由】

・1つ目

大手企業を除いて、ほとんどの企業が早期選考を行っています。
現在ではその早期選考のキッカケが「インターンシップ」です。
もちろん、ボランティア精神で、
早期選考をしない(早期に囲い込みをしない)企業もありますが、
通常は、人材不足の中、企業もインターンシップに参加する学生は
意識が高い人材(優秀な人材)と認識しています。
したがって、早期に行動する学生には若干「甘い目」で
内定を出す傾向があり、早期から優秀な人材を
囲い込みたいという考えがあります。
学生側から見れば、内定を取りやすいという利点があります。

・2つ目

自分自身のためにも、早期に就職活動は始めるべきです。
入社後、「なんか違うな」これは本当によくあることです。
「なんか違うな」と感じて早期退職する新入社員は多いですが、
離職の理由としては
十分に企業研究をなかったこと。
自己分析しないこと(自分を理解していないこと)
そのため、企業とのマッチングがうまくいかず退職・・・
よくあることです。
就活は自分自身を深く探究する貴重な機会であり、
時間をかければかける程、自己成長にもつながります。
インターンシップによる早期選考は
内定が出る確率が高まる利点はありますが
それ以上に、自己理解と自己成長が得られるためです。

まとめです

「インターンシップは参加した方がいいのか?」
という質問に対する答えは、「YES」です。
企業は綺麗ごとを言うかもしれませんが、学生自身は
早く行動することが大切です。
これは、上記にも述べたように、企業側だけでなく
自分自身の「ため」にもなるからです。

就活生の皆さん、初めてのことで怖がる気持ちもわかりますが
新卒の就職活動は、人生一度きり。
自分自身の未来のために、楽しく就活を進めてくださいね。

以上です。今日もありがとうございました🤗


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