少ないほうがいい

同じ趣旨の話を既にここに書いた気もする。でも何度でも言いたいのでまた書く。

なるべくシンプルでいたい。持ち物も沢山持ちたくなくて、少ないけど満足するものを、余白を持たせて配置したい。(本だけは例外としている)

『ファミレスを享受せよ』という同人ゲームがあって、世界観の虜になった。作者のおいし水さんが言っていた、「滑らかで上質なものが溢れすぎていて、そこに価値を感じなくなった」という感性。細かくて鮮やかで滑らかで、より細部まで美麗に描写することが良しとされている世界だけど、情報量の多さにあてられて疲れることもある。

マインクラフトも好きで、学生の頃は現実から逃げ出すかのように没頭していたのを思い出す。全てが1:1:1の立方体で表現され、ドット絵を基礎とするあの世界の自然描写はすごく心地良い。ちなみに言うとC418が作り出す音楽もシンプルで好きだ。

実家の猫と一緒にいる時も、猫をぼんやり眺めているだけでマインドフルネスができたりする。猫といると情報が少なくて助かる。

そんな感じで情報を排除することで得られる快適さが自分には合っているみたい。

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