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36-9 「静かにして」と子どもに言うのが辛いと思った日

先日、あるところで元気に窓の外のことを口に出して説明していた子どもがいて、

私は微笑ましいと思っていた。子どもって説明したいんやな、ってただ感心していた。

するとその子のお母さんが言った。「静かにしてって言ってるでしょ。」

その場所は確かに静かな場所。でも図書館のように静かにしないといけないわけではなく、他にも喋っている人もいる。

なんで静かにする必要があるんだろう。

だって子どもは一生懸命説明している。

きっと子どもにとってその行為は成長するために必要な行為。

お母さんはなんで静かにしてって言ったんだろう。

きっと他の人から「うるさいなあ」って思われていると思ってる。

なんでお母さんがそう思うかは、以前にそういう経験をしたからかもしれないし、自分がそういう風に育てられたからかもしれない。

最近、小さな子どもの発達について学んだり考えることが増えて、

なんだかとても納得できないのは、

教育業界全体として、

その子の成長だけを素直に考えて大人が行動できないこと。

もしくは大人が行動しないこと。

と、私は最近思っています。

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