あけましておめでとうございます。

タイトル画は春の七草の「はこべ」。もうすぐ七草だし、お正月にはつきづきしいかなと思って選んでみました。

世間では2度目の緊急事態宣言の発出が近いようだということで年頭から色々な思いが渦巻いていますが、僕はとにかく2020年を無事に生き抜けたことを喜び、感謝しています。うん、よくやったと思う。

2020年はnoteはもう、さっぱりでしたが（汗）、なんだかんだやってはいました。2016年にピアノ講師になって以来、年毎に一つや二つずつじわじわ仕事を拡げているんですけど、20年ぶりに新作の歌曲を書いたし、依頼を受けての作曲・制作を初めてやりました（前回の記事をご参照ください）。

2020年3月にはライブに出演する予定で楽譜も書いたし、準備もしてました。10月には初めてジョイントリサイタルを開催する予定で準備を進めてきました。20年ぶりの新作というのもそのリサイタルで初演するために書いたものだったのです。それもこれも、ぜーんぶ流れた。さらに2ヶ月近く、レッスンもできなかった。

誰が悪いわけでもないと思っているし、誰を恨んだところで何のいいこともない。公的な制度にも助けてもらったし、程なくレッスンも再開したので（結婚式は激減したけれど）僕はまだ恵まれた方だと思っています。

勿論ね、先行きはまだ見えないし、収束どころか歯止めがなかなか効かない状況なんですけど、自分で生き方を考えて、自分で稼ぎ方の工夫ができるのが自由業の良いところなんですよね。先月、新作の録音・動画撮影をやりまして、今その編集作業をしているんですけど、給付金を利用してコンデンサーマイクやiPadを購入しまして、生録音のクオリティを上げられるようになりました。

また、手頃なお値段で撮影・録音のできるスタジオも見つけたし、アドビも買ったし、せっかくだから今年は生ピアノの演奏動画もちょいちょい撮ってみようと思っています。

勿論、創作も続けます。歌を1〜2曲は書きたいな。

収束が見えてきたら、中止になった演奏会をきっとやります。

だから、収束の早く来ることを願い、密を避け、手洗いと消毒で予防に努め、ワクチンの接種が始まったら早めに打って（非医療従事者の40代というと、そんなに早くはないと思いますが）、できることをやって力を養っていこうと思います。健康面でも、仕事面でも。

クヨクヨ悩みながらではあるんですが、それでも僕は生きていかなきゃいけません。生きるなら少しでも前を向いて生きたい。後ろを向いても良いけど、その後には前を向こう。そしてまた年末には

「うん、また前進したな」

と思える一年にしたいと思っています。

そんなわけで、今年もよろしくお願いします。