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孤独な僕に注ぐ




どうやら僕の人生は孤独な色をしている
何色って言えばいいかな、黒じゃないんだ
もっと青くて、まるで海みたいな
だけど生物のいる気配はない

孤独な僕に注ぐ 何を注ぐの?
温かい珈琲? 誰かの愛情?
赤い血だけは勘弁してほしい
終わりなんて想像したくないから

随分と厄介な時代に生まれてしまった
破壊されていく価値観 狂う社会
夢を絶たれる大人 笑う宇宙人
最近 空を見るとUFOがいたりする

孤独な僕に注ぐ 何かを注ぐ
無情の液体が染み渡っていく
赤い血を見ることも多いけど
やはり終わりは見たくないけど

全部誰が悪いの?
誰かのせいにできるかな?
いっそ お酒のせいにしたい
それくらい能天気でいたい

孤独な僕に注ぐ 何を注ぐ?
温かい珈琲でもいい
冷たいハイボールでもいい
とにかく僕に僅かな希望をくれ

孤独な僕になんでも注ごう
そして情熱的にさせてくれ
赤は燃える気持ちってことで
僕を未来に導いてくれよ

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