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妻の願いを叶える幸福。エビの出汁たっぷり、最高のラーメン!

妻とお散歩。

こういう日は、朝からリラックスして、心はとても幸せな気分に満たされています。

歩きながらいろんな話をして心の交流をするからかもしれません。

今日は何を食べる?

すると、いつもなら「なんでもいいよ」という妻が、今日は、

「一幻、総本店のラーメン!」

と即答したので、

「その願いかなえてあげよう!」

と、胸を張っていうと、妻はとても喜んでくれたので、僕も幸せな気持ちになりました。

人の幸福をかなえることほど、幸福なことはないですよね。
(ラーメンでよかったです。)

そんな話をして数分後、突然、土砂降りの雨になります。

傘は一本。

妻が濡れないように傘をさすも、あまりの激しい雨で、僕も妻もビショビショです。

急いで近くの地下鉄乗り場まで走って、地下鉄に乗り、札駅に着いたら、道路は濡れてないし、誰も濡れていない。

その中で、ビショビショの僕たちがいるというシチュエーション。

外の空気と、太陽に当たって早く乾かそうとしたけれども、時間がかかって本当に恥ずかしい思いをしました。

ラーメンを食べに行くまでに、心が折れそうになりましたが、
ようやくつきました。一幻に。

十三時過ぎていましたが、かなり並んでいます。

三十分ほど待ちました。
この時間もとても重要です!
胃袋が、まだか、まだか、と騒ぎ立てます。

待っている間に、メニューを渡されます。

今回僕は初めて「そのままのエビみそ」を頼みました。

妻曰く

「エビの風味を存分に味わうには、これが一番なのよ。
 とんこつスープをブレンドしちゃうと、なんだかボケちゃうのよね。」

いつもは、「あじわい」とか「ほどほど」を頼んでいたんですが、「そのまま」で大正解!

こ、こんなラーメンだったんだ!

と、驚くくらい、エビの主張がすごく出ているスープで感動!

本店では、エビフレークが多めです。

中に入っている煮卵の味付けは抜群で、中のスープととてもよく合うんです。

エビおにぎりも必ず頼むのですが、スープに浸しても、そのままでも、エビの味がしっかりしていて美味しい。

卓上には、エビエキスたっぷりの油が置いてあります。

ラーメンって大抵一口目は美味しいけれど、味が濃くて、舌が麻痺しちゃう場合が多いのですが、ここのラーメンは、最後まで飽きずに、美味しくいただけます。

スープが足りないくらいです。
それくらいあっという間に飲み干せてしまうんです。

妻に合わせてみてよかったー。

心からそう思いました。

違う世界に飛び込んだような不思議な感覚で、自分だけの幸福よりも、誰かの幸福に合わせるっていうのも、それだけで、世界観が広がった気分になれるのでいいですね。

えびそば一幻は、支店も新千歳空港、東京では、新宿、八重洲、六本木とありますが、総本店が群を抜いて美味しいです。

ぜひ。



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