会社設立から2年、顧客との距離を軸にしたビジョンがやっと出来た話
登りたい山は「カスタマー・インティマシー」だった
約2年前に独立し、イノベーション×テクノロジーで起業しようと意気込み、頑張ってきたものの、それが何なのかひたすら悩んだ2年間だった。
イノベーションを起こすためにテクノロジーを駆使したい。GAFAだけではなく、もっと日本も、果てはイノベーションに悩む他の国でも、イノベーションがどんどん生めるようにしていきたい。
だからこそパキシーノという社名にした。パキシーノはラテン語で平和を意味するPaxとイノベーションのInnoの造語で、イノベーションに関わる人(造り手も受け手も)みな幸せになってほしい、モノづくりする段階からずっと幸せでいてほしい、そんな思いを込めて命名した。
そんな思いは持っていたのだけれど、どういうプロセスだとそこにいる人は幸せなのか、軸となるもの(山)はなんなのか、ずっと腑に落ちていなかった。
この2年間検証・模索し、やっと山を見つけられたので、今回のnoteではそのことを書いてみる。
登りたい山はなんだったのか、悩みに悩みやっと見つけたのが「カスタマー・インティマシー」というものだった。要はイノベーションや幸せはあくまで得られる結果であって、山に登ったあとの満足感や爽快感みたいなものだった。そういった満足感はスポーツでも勉強でも得られる。
そうではなく、何を通して、その満足を得たいのか。そこが抜けていることにずっと気付けなかった。
重要なのは「カスタマー・インティマシー」という山を目指すことだった。そういう山を登り、結果的にイノベーションや関わる人が幸せになる。それが残りの人生でやりたいことだった。
「カスタマー・インティマシー」なにそれという人が大半だろう。僕も知らなかったし、なかなか知る機会のない言葉である。
グロービズの記事のお言葉をお借りするとこういう概念である。
トレイシーは『ナンバーワン企業の法則』のなかで、ナンバーワンを維持する企業がどんな強みを持っているか分析し、その強みを「業務の卓越性」「製品リーダーシップ」「カスタマー・インティマシー」の3つに分けられるとした。もちろんナンバーワンともなるとどれも一定のクオリティを保っているはずだが、そのなかでも1つがずば抜けているのがナンバーワンである理由と。
「業務の卓越性」はトヨタ・ユニクロのようにオペレーションを最適化・効率化し、他社に真似できない価値を届ける企業である。安かったり、早かったり。仕組みの強さが強みになる。
「製品リーダーシップ」はソニー・ピクサーのように商品で差別化を図る企業である。商品が強いという意味ではAppleとかMicrosoftも入るかもしれない。いい商品を作るためなら競争することすら厭わず、商品第一主義であることが強みになる。
「カスタマー・インティマシー」は顧客との関係を重視する。トレイシーの本ではIBMが挙げられていた。とにかく顧客のなかに入り込み、顧客の悩みを聞きながら、顧客の力になることを徹底する。顧客独自にカスタマイズすることすら厭わず、顧客の社員とも間違えられてしまうぐらい中に入り込むことを強みとする。
たまたまリサーチしていたときに、この用語に出会い、やりたいのはこれだと。自社でもやりたいし、弊社製品を導入してくださった多くの企業でも実践したい。このために残りの人生を使おうとなったのが2023年冬だった。
これだけだとまだ分からないと思うので、いくつも事例をあげてみよう。
たとえばこんな企業がある
顧客との長期的な関係を築いているといっても、具体的な取り組みは多種多様である。そのため、自分がこういうのが理想と思えるものをピックアップしていく。大切なのは、どの事例も「顧客との距離」が非常に近いということ。それが企業を強くするし、イノベーションを生むことにも繋がる。そんな視点で事例を紹介する。
コミュニティ編
顧客と距離が近いというと、真っ先に浮かぶのはコミュニティだろうか。
たとえば、以下の本からは、読売巨人軍、カゴメ、レタスクラブ、ネスカフェなど多くの事例を学ぶことができる。
ファンとともに苦楽をともにしながら事業を作っている世界は色々ある。
mineoの事例
上記の本にも載っているのだが、mineoを取り上げたい。
最近、携帯のSIMをmineoに変えた。そのときの体験が新鮮で面白かったので、良い例としてあげてみよう。
先日初めて知ったのだけれども、mineoはFun with Fans!を掲げ、他の通信事業者とは別の路線を歩んでいる。
独立してから移動中にMTGするときもあり、パケット消費が増えていた。そのため、違うSIMにしようと調べていたところ、初めてmineoを知ったのだった。
mineoにはドコモプラン、AUプラン、ソフトバンクプランと回線ごとのプランがあるが、MNPする際にそれぞれ微妙に手続きが違う。そこで手続きを間違えてしまい、MNPをしても回線が通らなかったのである。
どうしようか悩み調べてみたところ、サポートアンバサダーという仕組みがあり、先輩アンバサダーが相談に載ってくれるということを調べることができた。
こちらに申し込んだところ、数分ですぐ先輩アンバサダーが登場。
すぐ相談に載ってくれ、異なったプランでの手続きをしていることが判明した。解決まで10分ぐらいだったかもしれないが、解決までの速さとアンバサダーという仕組みに、あまりに感動してしまった。
「カスタマー・インティマシー」について、社員と顧客がいたときにどっちがどっちだか分からなくなるぐらい距離が近いという理解をしているのだが、本当にそうだった。最後に「ありがとうございます!」と伝えるときも非常に心地良かった。こういう繋がりを意識した関係が新鮮だった。
他にもパケットを譲り合うという機能もある。混雑時間帯にも使えるが、先日の能登半島地震でもこの機能を利用し、微力ながらパケットを譲ってみた。どれだけ力になれたか分からないが、この人の温かさみたいなのが自分には良かったのである。
mineoは他にも面白い取り組みをしている。「ファンの集い」では約140名が参加。クイズ大会もすごいが、顧客とともに新しいアイディアのプレゼン大会をやるという徹底ぶり。
プレゼン大会のお題も本格的で、顧客が本気で提案をしている。
一緒に考えるというのが本当に素晴らしい。
こんな社員か顧客か分からない関係が素敵で、まず例として挙げさせて頂いた。
コンサル編
コミュニティは他にも多くの事例が世に出ているので、あまり世に出ていない事例をあげていきたい。
ここではコンサル編として、「カスタマー・インティマシー」を実践している事例を紹介したい。
『ナンバーワン企業の法則』の事例
トレイシーの本からの引用ではあるが、1970年代のIBMは、商品を提供するだけではなく、提案の作成、システムの修理、研修など、顧客が必要なことを「なんでもやる」という精神で入り込んでいた。
それが結果的にデータ処理のマーケットを大きくし、IBM自身の利益として返ってくることが分かっていたのだろう。
もう一つの事例として、エアボーン社。エアボーンはロジスティクスの会社で、顧客にゼロックスがいた。ジョー・デボアはエアボーン社に勤めるゼロックス担当の全国マネジャーで、彼が過去を振り返ったときの話。
ゼロックスで起きている配送の課題を分析し、自社で対応。ゼロックスが自信を持てなかった取り組みも共同チームを作り、深いレベルで対応している。勇気まで授けているのがすごい。
コンサル業界にいたわけではないので、今でもここまで中に入り込んで一緒にやっているケースもあるのだと思う。
ただ、社員を勇気づけ、一緒にやりましょうとチームを組む姿は素晴らしいと感じ、良い事例として紹介させていただいた。
SNS編
D2Cクラシコムの事例
コミュニティ、コンサルに続き、SNSを駆使しながら、顧客と関係を築いている例として、クラシコムをあげたい。
先日教えていただいたのだけれど、「北欧、暮らしの道具店」を掲げD2Cを行うクラシコムという会社がある。クラシコムもまさにカスタマー・インティマシーを実現していた。
すがけんさんがこちらにまとめてくださっているが、北欧、暮らしの道具店という世界観を作り、広告ではなくSNSを駆使し、間に代理店は挟まずBtoCとして直販を行っている。
インスタのフォロワー数はなんと130万人(2024年1月現在)。
YouTubeは58万人。
顧客とはSNS、YouTubeなど様々なコンテンツを通じて、ずっと繋がっている。だからこそ大々的なマーケをやる必要はなく、顧客が適切なタイミングで購入してくれるのである。
ちなみにドラマを作ったり
番組を作ったり
映画買い付け、公開したりしている。
SNSはじめ様々なコンテンツが顧客のエンゲージメントを高め、適切なタイミングで商品を買って頂く。そんなクラシコムも「コンテンツ」軸で顧客と繋がっているので紹介させていただいた。
ちなみに、社員の8割は既存の顧客から採用しているらしい。これも本当にすごい。
サービス開発編
最後のパターンとして、サービス開発編を挙げたい。事業・サービスを作るときに、ユーザーインタビューを行い、顧客理解に努めることは最近非常に盛んになっている。
一方で、そういった初期フェーズだけではなく、開発のあいだもずっと顧客と保ち続けるという世界がある。このスタイルはもっと広がるべきという思いもあり、事例として挙げたい。
Joy incの事例
アメリカのメンロー・イノベーションズ代表のチャード・シェリダン氏が書いた本。メンローは「地球上で最も幸せな職場トップ10」にも選ばれ、創造性を発揮できる、顧客共創型の新たな開発スタイルを実践している。
XP、アジャイル、リーンを主とした開発をしているのだけれど、そのなかでショウ&テルというイベントがある。
サービス開発に馴染みのない人向けに簡単に補足すると、開発というプロセスは、すごく大雑把に言うと
① 作るべきものを決める
ある期間の中で何を作るのか
② 作る
ある期間の中で実際に作る
③ お披露目する
作ったものを関係者に見せる
④ お客様に届ける
リリースしたり、店頭で販売したり
細かく言うと品質保証だとか、振り返りだとか色々あるのだけれど、今回は多めに見てほしい。
そして、③のお披露目するというところが肝で、多くの場合チームの担当者にチェックしてもらったり、ステークホルダーだったり、わりと社内向きのことが多い。
メンローの場合はここが特殊なのである。
彼らは2週間ごとに①から④をやるようなイメージを持ってもらえればよく、ショウ&テルは③で性質的には進捗と状況を報告するイベントのようなものである。
面白いのが「顧客と合同で」行うのだ。この事例素晴らしすぎて、読むだけで涙ぐんでくるので、ぜひ熟読してほしい。
元々世にないものを作る以上、どうしても認識のズレが起きたりする。顧客自身も欲しいものが言語化できなかったり、開発側もそれを汲み取れなかったりする。だからこそこうやって期待値をすり合わせ、認識のズレを最小にしていく。
これを開発中ずっとやっているのが素晴らしく、紹介させていただいた。
メルカリの事例
ジョイ・インクのようにさすがに毎回顧客を呼ぶのは難しいと思う人もいるかもしれない。古巣であるメルカリの事例を紹介したい。
メルカリでは2018年頃から、開発スタイルをよりグローバルに合わせていくということで、アジャイル型の開発スタイルへチャレンジをしていった。
その当時からユーザーインタビューをしたり、素晴らしいCS対応で顧客と繋がるポイントはあった。ただ、ジョイ・インクのように開発のなかに顧客がいる感じではなかった。
これはメルカリがそうだったというより、開発は基本そういうものと思ってもらったほうがいい。ジョイ・インクが例外中の例外なのである。
開発のプロセスのなかに顧客が入るというのは、異端であって、よくあるものではない。僕もサービス開発に関わって、20年近く経つが、このとき初めて知ったのである。
当時アジャイルへの変革ミッションを受け持ち、アジャイルコーチの方と連携し、各チームを支援したのだが、そこで初めて知ったのである。
そして支援を続け2年ぐらい経つと、ショウ&テルのような、制作物を見せる場に、開発チームとは別の社内の人が参加するようになった。
この社内の人は、メルカリユーザーと同じような考えを特に持っていて(その感覚を保つために、コンビニでバイトするぐらいの徹底ぶりだった)、その視点でフィードバックをしていた。
開発しているとどうしても、サービス提供者の目線になりがちである。しかも、いくらメルカリを使っていたとしても、自分の基準が、多くのユーザーの基準とも限らない。
しまむら理論というのがあるが、この観点を当たり前のように持つのは非常に難しい。
こうやって時間をかけながら、エンジニア含めて開発チームが徐々に顧客(候補)と共創しながら、モノづくりをできるようになったのであるし、今もチャレンジし続けているのだろう。
なぜ今カスタマー・インティマシーが大切か
多くの事例を取り上げてしまい、長くなってしまった。非常に申し訳ない。
ではなぜ「カスタマー・インティマシー」に注力するのか整理したい。注力するとこういうステップを経ることができ、④を目指せるからと考える。
Step① まず事業を一緒に作るため、顧客との距離の近づけ方を知る必要がある。サービス開発となると、距離を近づける方法を知らない人も多い。まずここが解消されないといけない。
Step② 顧客との距離が近くなると、顧客の理解が進むのでより戦略を立てやすくなる。しまむら理論ではないが、たたでさえ期待値がずれやすいサービス開発である。このズレが最小にできるので、戦略がシンプルになる。
Step③ 戦略がシンプルになると、余計なことにコストを払わなくて良くなる。不毛な開発は減るし、大々的なマーケを踏まずとも、すぐ目の前にいる顧客にサービスを届けることできる。そうすると、コストが減るので、利益が出るし、顧客とコミュニケーションができているので、顧客ロイヤリティも高くなる。
Step④ 最終的にこの顧客との関係がモートになる。顧客の現状に向き合い続けることで、結果的にコストが減り、顧客目線でより多くのチャレンジができるようになる。
パキシーノの願いであるが、ここまで来ればよりイノベーティブな事業が生まれ続け、サービスの造り手も受け手もより幸せになれると信じている。
Step①. 顧客との距離を一歩近づける
まずは①が重要である。これまでいくつもの開発の現場を見てきたが、顧客との距離が近いというケースは稀である。
ユーザーインタビューや顧客のフィードバックを実施している企業はあるが、製品開発プロセス全体でいうと、ほとんどないのではないかと思う。
なので、まずここを変えていかないといけない。顧客に会いに行く方法も知る必要があるし、会ったあとにしっかり分析できる必要がある。
ビザスクやUniiリサーチといったツールもあるので、顧客に怖がらずに会いに行けるようにしよう。
たとえば僕が支援している企業さんは、最初顧客に会うことすらできなかった。そこでこういったサービスがあるとお伝えし、インタビューの仕方をお伝えしたところ、今では週に2~3件顧客へヒアリングできるようになっている。なので、できないわけではなく、会い方や話し方を知らない人が多いのだと思う。
すでに顧客がいるならヒアリングしてみよう。そして、少しずつで良いので、メンローやメルカリのように開発プロセスのなかにも顧客を巻き込んでみよう。
Step②. 戦略への反映
顧客との距離が近づいたら、今度はそれを戦略に落とす。UXリサーチャーや営業の方がやっているように、顧客のヒアリングから商材・サービスへの反映が必要になる。
スナックミーは熱量の高いユーザーの声を愚直に聞くことでサービス改善に繋げている。詳しく聞いてみると、賞味期限が切れ、捨てるしかない顧客が多かったようである。食べ物を捨てる罪悪感から退会していることが分かり、寄付できるように仕様を変えた。その結果継続率が向上している。
他にも有名な話として、ホンダのスーパーカブの話がある。顧客の反応を見ながら試行錯誤した結果、顧客が想定と異なった使い方をして、マーケットフィットしたという。
Step③. 利益率向上・顧客エンゲージメント増加
こういう関係が作れると、利益率があがり、顧客エンゲージメントもあがる。
たとえば1対5という法則があり、新規顧客は既存顧客の5倍のコストがかかるという話がある。新規顧客を獲得するには、販管費が非常にかかるため、それだけコストに差が出てしまう。
顧客との距離が近づくことで、コストを1/5に下げられるとなったら、どうだろうか。
また、クラシコムの例で分かるように、ロイヤリティが上がっているからこそ、単価が高くても、そこから買いたいというユーザーが増えていく。
その結果、より多くの利益が出ているので、さらなる投資がしやすくなる。そうすれば、サービスを新たに作ったり、ブラッシュアップするというより良いサイクルができあがってくるだろう。
Step④. 顧客とともに強固なモートへ
ここまでのステップを経ることで、その企業は強固なモートを作れている。
モートについてはこちらに詳しい。
カスタマー・インティマシーが目指す世界である。価格をコントロールでき、顧客も離れることはない。
そうすれば、その利益を使い、また新たなチャレンジができるだろう。
少し抽象的なので、こんな風になったら良いと言うシチュエーションをあげてみる。
気持ちよく開発し、気持ちよくお金を払う
メンローでもそうだが、顧客と一緒に開発するのは良いものである。メルカリで顧客と一緒に開発しているチームは、顧客にデモするときにすごい楽しそうで、ドキドキしながらも、良い開発をしているんだと感じたこともあった。そんなモノづくりを当たり前にできないだろうか。
また、mineoで先輩アンバサダーから助けられたことで、mineoがすごくいいサービスだと感じたことも上述した通りである。パケット寄付することで、少しでも世の中に貢献できるのではという思いもできた。その結果、このサービスにお金払うことが非常に気持ちよかったし、このサービスに払いたいと思えた。
近所の八百屋さんといつも話してて、このお店好きだからこのお店にお金を落としたい、そんな関係を作れないだろうか。
顧客の繋がりからイノベーションへ
イノベーションは異質なものが交差するところに生まれる。そのためには、企業内に閉じるのではなく、企業外の人間として顧客を取り込むのはどうだろうか。顧客が所属するメーカーとコラボするなどして、新たな事業を生み出せないだろうか。
まず前提としてイノベーションは交差させないといけない。同質ではダメで、異なったものが融合するからイノベーションが生まれる。
たとえば、「ファミコン」や「ゲームボーイ」にも影響を与えた、携帯用ゲーム機「ゲーム&ウオッチ」の話がある。任天堂の発想力とシャープの技術が組み合わさり、今のゲーム業界を作り上げている。
ここで挙げたのはまだまだ一例で、もっと素晴らしい世界があるのだと思う。そういう未知の世界をもっともっと増やしていきたい。
ビジョンをアップデート
自分のなかで理解が深まったこともあり、パキシーノのビジョンをアップデートすることにした。新しいビジョンは以下である。
顧客との距離については、世界中のすべての企業が近づけるべきと考え、世界中のすべての企業とした。メルカリにいたときも感じたが、日本で生まれ、日本で育った以上、やはり世界で戦える日本企業を作りたい。それが日本の国力をあげることにも繋がる。
そして、少しでも顧客に近づいてほしいという意味で「一歩」、一歩近づけたらさらに一歩ということで「もう一歩」という思いを込めてみた。
一歩ずつでもいいので、顧客との距離を近づく世界を作っていきたい。
終わりに
今回はビジョンを中心にした話を書いた。会社のビジョンとなると中途半端な思いは書けず、思いを込めたら1万5千字を超えてしまった。本当に長くて申し訳ない。
また、今回はビジョンを中心に書いたこともあり、具体的な事業については書けていない。ここから実際の事業を作っていく必要がある。
とはいえまだ結果も出てないなかでどうこう書くものでもない。ある程度結果がついてきたときに記事にしたい。
この記事では、パキシーノで実現したいビジョンをこれでもかと書いたつもりである。この世界観に共感いただける方はぜひTwitterのDMや、会社の問い合わせフォームから連絡頂けると嬉しい。何かコラボできないかぜひ相談させてください。
また一日一日頑張っていこう。ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました!
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