在宅ワーカーの特権

仕事人生を断絶しないためのワークスタイル


転勤族の我が家は常にどこに行くかわからないノマド民です。「世界をまたにかけて活躍する人になる」そんな母の子育ての目標も「海外で優雅に暮らす」という海外に住みたい私の夢も。何だかんだで叶っていると言えば叶っています。

ただ、それは自分が軸で海外に行くということが前提でした。パートナーの海外駐在帯同では軸が自分ではなくなります。意図しないタイミングで意図しない場所に行くことがけっこーストレスフルなことにその立場になってはじめて実感しました。

海外帯同するタイミングでキャリアのがなくなると、根無し草になるんですよね。軸を失ったコマが自立できない感じです。

この先も、いつどこに行くかわからない状態は続きます。だからその度に仕事を断絶されて悶々するよりどこに行っても活躍できるそんなステージを持ちたいと思っていました。

だから、在宅フリーランスで仕事をし始めました。外界に飛び出すというような大きな覚悟というより、捨てるものがなかったので始めるのは簡単だったとも言います。

このスタイルは、パートナーの転勤・駐在に限らず妊娠・出産・自身や家族の病気・介護や日々おこる予想外の事(子どもが熱出すとか)で自分が突き進むだけでは何ともならない状況の時に「慌てなくてもよい」という大きな副産物をくれました。

公園で仲良くじゃれ合って、ついでにその後風邪のリレーをした姉弟
が熱を出して学校欠席しても。

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何とかMTGを2つ、予定を変えずに続けることができました。

また、近々実家の母が家を空ける予定で、実家の猫の世話をしに行くのですが、そんな時も、予定を変えずに猫を膝に乗せて湯たんぽにしながらその場で仕事ができる。 

今までは、そんな時に代わってくれない夫に腹を立てていました。私のキャリアがぶちぶちなのことや、転勤になったことも、何かを恨んでばかりいた気がします。

これから先だってきっと、予期せぬことが起こるんだろうな。そんな時にも、調整はすれど、「何かの"せい"にしなくていい」

世界中を飛び回りながら自由に仕事することを夢見ていたけれど、家の中で缶詰になったとしても仕事で外と繋がっていられる、収入が得られるというのは大きなことだなと。

さすがに子どもたちの夏休み中は、毎日のお昼ご飯や学童のお弁当作りが大変でした…。が、それでも細くでも仕事が続けられたことはゆっくりでも軸を持ったコマが回り続けた感があります。ふらふらしたけど、倒れなかった!

9/1、ふと時間ができていつぞやの下書きをひっそり公開してみました。

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